2015年4月21日火曜日

SL中日本シリーズRound3 YAMAHA TIAジュニアクラス


SL中日本シリーズのRound3は、4月19日開催された。
YAMAHA TIAジュニアクラスは4名のドライバーがエントリー。タイムトライアルは朝からの雨影響で、ウェットタイヤで行われた。このタイムトライアルでトップタイムをマークしたのは静谷龍亮(ハラダカートクラブ)。2位には細川舞人がつける。予選ヒート、静谷はトップをキープしたまま快走。2位争いは1周目に2位に上がった龍野央樹(ハラダカートクラブ)、同じく3位にあがった加藤彰貴(ハラダカートクラブ)と細川の戦い。静谷は安定した走りでトップチェッカー。2位争いは龍野が制し、3位加藤、4位細川となった。

第5戦決勝ヒート。ホールショットは静谷。2位に加藤が浮上し、細川が3位に上がる。龍野は4位にドロップするが、オープニングラップの最終コーナーで3台が交錯する。アクシデントとなり、3台ともが復帰するが、最初に抜け出したのは龍野。3位は加藤で、細川は4位にドロップする。レースは静谷が独走。2位争いはまたも3台が争われたが、龍野が加藤を徐々に引き離す。静谷は独走で開幕から5連勝。2位は龍野、3位は加藤、4位は細川となった。

第6戦決勝ヒート。静谷はこのレースでもトップを快走。1周目から2位以下を引き離し独走を築く。2位争いは龍野、加藤、細川。この2位争いは白熱し、ポジションの入れ替えはないものの、3台がテールトゥノーズで展開し、一触即発の状態で緊張感あるレースを披露。レース中盤、細川が少し引き離され、龍野と加藤のマッチレースに。終盤、加藤が龍野に仕掛けるが、龍野は落ち着いてこれを守りきる。静谷はひとり異次元のペースで開幕6連勝。ラップタイムもかなり速く、昨年の同レースのトップレベルのものであった。2位は龍野、3位加藤。細川は4位となった。


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