2015年4月8日水曜日

SL中日本シリーズ Round2 YAMAHA-SSクラス



毎戦大バトルが繰り返されるYAMAHA-SSクラス。今回は13名のドライバーが集まった。タイムトライアルでトップタイムをマークしたのは昨年のTIAジュニアクラスチャンピオンの静谷優佑(ハラダカートクラブ/FA-KART)。2位はランキングトップの清川善文(ハラダカートクラブ/FA-KART)、3位は昨年の同クラスチャンピオン辻元拓馬(ハラダカートクラブ/FA-KART)。TTからコンマ数秒の接戦が展開される。予選ヒート、スタートで静谷がトップをキープ。2位には辻元が浮上。清川は3位にドロップ。4位には真弓陽(ハラダカートクラブ/FA-KART)が浮上。静谷と辻元は3位以下を引き離しマッチレースに持ち込む。4周目辻元が静谷をパスしトップに浮上すると、8周目に再び静谷が辻元をパス。その直後、さらに辻元が抜き返し、辻元はそのままトップチェッカー。決勝のPPを獲得。2位は静谷。3位はオープニングラップでドロップした高田唯希(トレンタクワトロ鈴鹿/ART GP)が巻き返す。4位は味岡裕輔(NEXT-ONE/INTREPID)が追い上げた。

第3戦決勝ヒート。ローリングスタートからトップをキープ。静谷はドロップし、高田が2位に浮上。3位には真弓がポジションアップ。辻元は安定した走りでトップの座を確実なものとする。2位争いは高田、真弓、静谷。静谷は中盤に真弓をパスし3位に浮上。その後方には吉田彰都(ハラダカートクラブ/FA-KART)が追い上げてきた。トップは辻元。2位は高田がキープ。3位争いは昨年TIAジュニアクラスで争った真弓と静谷。終盤、静谷が真弓をパスするが、真弓がすぐさま抜き返す激しいバトルを展開。そしてチェッカー。辻元は今季初優勝。2位は高田。3位は静谷とのバトルを制した真弓が入った。

第4戦決勝ヒート。辻元はこのレースも序盤からトップをキープし、レースをコントロールする。2位には高田が浮上し、静谷は3位にドロップ。4位には味岡、真弓は5位をキープ。レース中盤、静谷が高田をパスし2位に浮上。しかし、ベテラン高田は落ち着いてレースを見極め、終盤に差し掛かるころ静谷をパス。2位に復帰する。その後、オーバーテイクはないものの、微妙な駆け引きの中静かなバトルが展開され終盤からファイナルラップへ。トップ辻元は終始安定した走りで連勝。ランキングもトップに浮上する。2位は高田、3位は静谷、4位味岡、5位吉田となった。


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