2013年1月30日水曜日

M.シューマッハ TONYKART


シューマッハ TONYKART

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2013 SL中日本シリーズ 注意点

2013年2月3日、SL中日本シリーズが開幕する。
今シーズンのSLシリーズは若干の規則変更が実施される。

■ヘッドスキッシュ規定
…シリンダーヘッドのスキッシュ規定が設けられます。規定値より下回った場合、レースで失格となるので注意ください。前日の土曜日、また日曜日の朝に店長がスキッシュ測定、調整を行います。多くのKT100Sエンジンは純正のままでも問題ない場合が多いが、一部調整しなければならないエンジンもあるので、使用予定のエンジンは店長に言って測定をしてもらってください。

■SLOスポーツ安全保険への加入
…2013年シーズンからSLOスポーツ安全保険への加入が義務付けられます。この保険はレース日の出発から帰宅まで適用されますので、SL以外のレースに出場するドライバーにもお勧めです。ただし、この保険は年度での掛け捨てになるので、いつ加入しても、その年度の3月31日で切れてしまいます。ですのでSL中日本シリーズでは第3戦以降の適用とします。ただし、開幕の2戦に出場するドライバーには、受付の際に加入用紙への記入・保険の料金の支払いをお願いします。

大きな変更点は以上。
また、各SLシリーズに参戦するためのSLメンバーズブックも入荷しております。
レースの受付の際に販売します。(¥1,575)
できれば事前にお店へ来店していただけると助かります。

IAME MASTERS CUP


2013年1月20日、今シーズンの最初のレースが開催された。
舞台は静岡県・つま恋カートコース。IAME X30の日本一を決める、IAME MASTERS CUP。
このレースにハラダカートクラブから2名のドライバーが出場した。

X30クラスは17名のエントリー。練習中から好調を見せていたのは、昨年FS125地方選手権を戦った橋詰拓馬(FA-KART)。橋詰は最初のタイムトライアルで2番手タイムをたたき出し、予選ヒートのフロントローを獲得。もう一人は昨年、鈴鹿選手権X30クラスに参戦を開始した岡野将季(FA-KART)。岡野はX30でのレースがまだ少なく、思ったようなタイムを刻めないまま、タイムトライアルは15位と沈んでしまう。

予選ヒートは2回。周回数は12周。橋詰は1回目で2位キープのままフィニッシュ。2回目はアクシデントで後方にドロップ。総合で7位となり、プレファイナルヒートは7番手からスタートする。岡野は自己ベストを刻みレースを周回するが、ハイレベルなバトルに苦しい展開となり、TT同様の15位となった。

プレファイナルは16周。7番手スタートの橋詰は安全なレース運びを展開し、2つポジションを上げて5位でチェッカー。岡野も2つ順位をアップ。13位からファイナルをスタートする。

1日で多くのヒートをこなしたドライバーたちは、いよいよ最後のファイナルヒートに挑む。周回数は18周。
スタート直後、3番手にジャンプアップした橋詰は、序盤からアグレッシブに攻める。4周目に入るホームストレートでトップに浮上し、隊列を引っ張っていく。岡野もこのファイナルのスタートは完璧に決め、8位付近までポジションを上げた。
レースは動きが無いまま周回を重ねていく。橋詰はトップをキープ。2位のドライバーとはマージンが開いたり、縮まったりとする中、タイヤの消耗を最大限に抑える。一方岡野は激しいバトルのさなか、昨年レースへの出場数が少ない影響かすこしづつポジションをドロップ。さらに岡野は体に痛みを抱えてしまう。それでもラップタイムを落とさずレースを展開する。
残り3周、2位の選手が橋詰に迫った勢いそのままにオーバーテイクを決めてしまう。トップグループは4台。パスされた橋詰ではあるが、もう一度トップに返り咲こうと必死に攻める。後方に抜かれる雰囲気はない。しかし、のこり周回数は少なく、トップの選手はまったくミスをしなかった。惜しくも2位チェッカー。橋詰にとってX30での初めての表彰台ではあったが、それは非常に悔しい2位となってしまった。岡野は痛みに耐えながらも12位でのチェッカー。ベストタイムはトップからコンマ3秒まで詰めており、4月の地方選に向けていい練習になったであろう。

2013年、橋詰はFS125全日本選手権へ、岡野はFS125地方選手権に出場予定だ。