2012年12月29日土曜日

モーターランド鈴鹿 カートスポーツ走行

1周1000Mの超高速コース、モーターランド鈴鹿でカートのスポーツ走行が、格安で利用できます。
普段はスポーツカーが走行しているこのコース、1周1000M・コース幅10M・最大直線200Mx2本の超高速サーキットです。カートランド三重などショートコースでしか走ったことがないドライバーは、高速コースを体験するチャンス!!
もちろんハラダカートクラブではない方も走行可能。
特にエンジンテストには最適なサーキットです。(FA-KART RTのスペシャルVORTEXはここで熟成されました。)

カートの走行はいつもは火曜日で、バイクとの時間交代制に限られていますが、この日は1日レーシングカートで走行可能です。もちろんコースサービスもいきますので、なにか困ったことがあってもすぐに対応できます。走行料はなんと¥4,000!! 走行時間は9:00~12:00と13:00~16:00です。

ギア比は鈴鹿や瑞浪と同じくらいでOK。ショートコース仕様しかギアがないかたは、準備していますので店長に言ってください。事前にお電話いただけると非常に助かります。

日時:2012年12月31日 9:00~12:00・13:00~16:00
料金:¥4,000/1台
走行資格:不問(まったくカートに乗ったことの無い人は受付で教えてください。)
注意:当日の天候が雪の場合、お客様の帰りのことも考えて、走行を中止する場合があります。ご了承ください。

ギア比
カデット(KT) 11x74
ジュニア(KT) 11x76
SS(KT) 11x78~80
MAX 13x79
X30 12x79
KF 12x75
Avanti 11x72

計測器を無料で貸し出します。他人の含めてTOTALのタイムがわかります。
詳しくはお電話ください。

年末年始の営業のご案内

 2012年も残すところあと3日となりました。みなさん今年のレーシングカートはいかがだったでしょうか?成績のよかった人も悪かったひともいるでしょう。でも、そんな今年はもう忘れて、次のシーズンに向かって練習を始めましょう!!カートレーシングにシーズンオフはありません。この年末年始、店舗は数日のお休みをいただきますが、私、店長はコースサービスに行きます。ぜひ時間のちょっとでもある人は走りにきてください!!

12月30日 店舗休業・鈴鹿サーキット南コースサービス
12月31日 店舗休業・モーターランド鈴鹿コースサービス
1月1~2日 店舗休業
1月3日 店舗休業・カートランド三重コースサービス
1月4日 店舗休業
1月5日 通常営業・カートランド三重コースサービス
1月6日 通常営業・鈴鹿サーキット南コースサービス
1月7~9日 店舗休業
1月8日~ 通常営業

 少し店舗のお休みが多いですが、店長は動いていますので、お気軽に携帯へお電話ください。

2012年12月7日金曜日

FA-KART レーシングスーツ 2013 発表!!

FA-KART レーシングスーツが2013にモデルチェンジします。
2011~からのカウルステッカーに合わせた斬新なデザインでさらにスタイリッシュになりました。

販売予定価格¥76,020

なお、新型レーシングスーツ発売に伴い、旧型レーシングスーツを大特価で在庫に限り販売します。
価格についてはお問い合わせください。
12/7時点での在庫は52x2着(身長165~175cm)です。

AIM MYCHRON4 極上USED品

高性能データロガー、AIM MYCHRON4を1つのみUSED品があります。
使用期間は2日間のみ。見た目、ほとんど新品と変わりません。なお、ラップセンサー、水温センサーは未使用です。
限定数1個のみ。

製品詳細
http://www.aimsports.jp/products/MC4/index.html

定価¥51,450
特別価格¥44,100

2012年12月6日木曜日

鈴鹿選手権 第7戦 レースレポート YAMAHA-SS/X30/SFC

鈴鹿選手権第7戦は12月2日に開催された。


YAMAHA-SSクラスはハラダカートクラブから2名のドライバーが出場。エントリー台数は38台だったため、公式予選、予選ヒートは2グループに分けられ行われた。
Aグループに広瀬光結(TONYKART)が出走。公式予選は13位で終える。予選ヒートは他のライバルと激しいバトルを展開しながら、スタートポジションと同じ13位でフィニッシュ。予選は難なく通過した。
Bグループには岩田啓佑(FA-KART)が出走。公式予選は終始単独走行になってしまい、タイムも奮わず17位と出遅れてしまう。それでも予選ヒートは他のライバルとバトルを展開。レース終盤まで15位と予選通過ラインまであと一歩のところであったが、前方のライバルがスピンで後退したため14位に浮上。そのポジションを守りきり予選通過を果たした。
決勝ヒート。広瀬は26番手、岩田は27番手からスタート。フルグリッド34台が1コーナーへ流れ込んでいく。当然のようにアクシデントがいたるところで発生。その中でも広瀬はポジションをアップし、16~7番手争いを展開する。一方、岩田も順位を上げるものの、マシンの調子が思ったように上がらず苦戦し、ペースが上がってこない。数台との激しいバトルを展開した広瀬であったが、レース終盤に差し掛かるころ痛恨のコースアウト。復帰したものの、集団からは遅れてしまった。結果、広瀬は20位フィニッシュ。岩田は24位フィニッシュでこのレースを終えた。


X30クラスのエントリー台数は28台。若手の登竜門として確立しつつあるこのクラス。全日本ジュニア選手権に出場していた稲寄速人(FA-KART)は、このクラス初参戦ながら公式予選で15位。トップからのタイム差はわずかである。16位に橋詰拓馬(FA-KART)、18位に店長(FA-KART)、20位に高瀬啓太(TONYKART)、23位に織田祥平(FA-KART)、27位に橋詰龍二(FA-KART)。
予選ヒート、グリーンフラッグともにコースインが開始されるが、店長のエンジンはトラブルを抱えてしまい無念のDNS。稲寄は全日本で培ったスタート感をここでも発揮しポジションを上げる。また、拓馬も同じようにポジションを上げていく。タイム差、エンジン差が非常に小さいX30クラスはわずかなミスで一気にポジションが変化する。その中でも稲寄は初レースと思えない安定したペースで上位を狙っていく。その後方に位置していた拓馬であったが、コースアウトで順位を落とした後、リードペダルのトラブルによりあと1周のところでリタイヤ。最上位は稲寄の12位。高瀬が22位、龍二が24位、織田が25位、拓馬は27位、店長は最後方28位から決勝をスタートすることとなった。
決勝ヒート。スタートの2コーナーでアクシデントが発生するも、中盤以下のため上位に混乱はない。稲寄はこの決勝でもポジションを上げてオープニングラップを終える。その後、他の速いライバルとともに着実にポジションを上げていく。その後方では店長、織田、拓馬、龍二、高瀬もポジションを回復させていく。稲寄はトップグループが激しいバトルをしているため、中盤以降どんどんペースアップ。ラップタイムはそのトップグループよりも速い。拓馬は1台ずつ着実にポジションを上げる。店長はアクシデントでいったん下がる。その後方では龍二、高瀬、織田が追走。ファイナルラップでトップグループに追いついた稲寄はオーバーテイクするには距離が遠く、最終的に8位フィニッシュ。悔しい結果ながらもシングルフィニッシュを果たした。拓馬は16位、店長は20位、龍二が23位、高瀬が24位、織田は25位となった。


SFCクラスは16台のエントリー。チャンピオン争いはランキングトップの岡本孝之(CRG)とディフェンディングチャンピオンの清水寿昭(FA-KART)に絞られた。岡本は圧倒的に有利で、清水が優勝をしてもその後方でフィニッシュすればチャンピオン確定という展開。
公式予選でトップタイムをマークしたのは2戦ぶりの出場の白川孝広(KOSMIC)。白川は練習無しのぶっつけ本番ながらその速さを披露。2位は清水。岡本が3位で好位置。野田卓司(FA-KART)はトラブルによりタイム計測ができなかった。予選ヒート、まずスタートで明暗が分かれる。清水は抜群のスタートダッシュでトップに浮上。白川は少し出遅れ2位。岡本は最も出遅れてしまい5位にドロップ。序盤、白川がライバルにパスされ3位に後退。そのライバルはトップ清水の背後に迫る。しかし、周回が安定してきた中盤以降は順位変動無くこのままフィニッシュ。清水は予選トップの2Pを加え、逆転チャンピオンへ望みを託す。白川は3位。岡本は5位。後がない。野田は8位までポジションを回復。
運命の決勝ヒート。清水は好スタートでトップを死守。白川はスタートこそまずまずであったが、序盤のペースが上がらない隙に順位を落としてしまう。さらに岡本はこの決勝のスタートでも出遅れ7位に後退。岡本にとっては絶体絶命のピンチに陥った。しかし、岡本のスピードはこの決勝で爆発する。中盤に差し掛かるころには2台をパスし5位に浮上。さらにトップ清水よりも速いペースで追走する。一方清水はペースが思ったように上がらず2~3位のライバルに攻められる。が、ここでなんと岡本がストップ。マシントラブルにより痛恨のリタイヤ。俄然有利になった清水。完走すれば清水のチャンピオン。万が一リタイヤすれば岡本がチャンピオンという図式に切り替わる。それでも必死にトップを守る清水。ここで2~3位のライバルがバトルを展開しペースダウン。ファイナルラップ、少しのマージンを持ったまま清水は見事トップチェッカー。優勝とチャンピオンを同時に手に入れた。白川は5位。野田はまたしてもトラブルでリタイヤという結果に終わった。


清水は前人未到の5年連続チャンピオン。おそらくレーシングカートの世界をもってしてもこの偉業はなかなか無いであろう。

鈴鹿選手権 第7戦 レースレポート Avanti/SUZUKA Masters

鈴鹿選手権 第7戦は、12月2日に快晴のもと開催された。
ハラダカートクラブからは総勢26名のドライバーが参戦し、クラブ史上最も多くのエントリーを集めた。

PRD Avantiクラス
今季初の予選落ちが出るレースとなったAvantiクラス。エントリー台数は38台のため、公式予選と予選ヒートは2グループに分かれて行われた。Aグループの公式予選、浅野秀彦(FA-KART)が2位のタイムで予選ヒートのフロントローを獲得。また、3位に松浦優一(CRG)、5位に葛西徳昭(FA-KART)が続く。予選ヒート、オープニングラップでトップを奪ったのは浅野。松浦も3位につけ上場の滑り出しを披露する。浅野はレース中盤までトップを維持していたが、後半ペースが落ちてしまい3位に後退する。それでも今期最上位から決勝をスタートする。松浦も4位にドロップしたものの、こちらも今期最上位。好調だった葛西はスピンを喫し後退。6位には武内広明(FA-KART)が追い上げた。葛西は13位、辻野弘之が14位でここまでが予選通過。初参戦の金田敦史(FA-KART)はペースが思ったように上がらず16位。セカンドチャンスヒートへ回ることとなった。
Bグループはチャンピオン争いをしている強豪ドライバーが固まり、レベルの高いグループとなった。その中で加藤雄祐(TONYKART)が8位、平野達矢(FA-KART)が10位とまずまずの順位。前回のレースで3位だった川北浩之(FA-KART)は13位と調子が上がらない。予選ヒートは加藤、平野、川北がポジションアップに成功。トップの2台は別次元の速さを誇るが、それ以下のドライバーは射程圏内に見据え決勝に進む。久しぶりの参戦の吉武具史(FA-KART)、見田達哉(FA-KART)はそれぞれ11位、13位で予選通過。葛西佑紀(CRG)はドタバタした予選であったが、14位で予選を通過した。
午後に行われたセカンドチャンスヒート。10名のドライバーが上位6位までの予選通過を目指す。4番手スタートの金田は他のドライバーとともにオープニングラップでアクシデントに巻き込まれる。再スタートし、上位を目指す現在の順位は7位。後ひとつで予選通過。前のドライバーを追いかける金田はその隙を突かれて8位に後退。それでも上位を目指し走行を続けるが、1台パスするのが精一杯で7位フィニッシュ。惜しくも予選不通過となってしまった。
迎えた決勝ヒート。台数はもちろんフルグリッドの34台。迫力あるスタートが披露された。6番手スタートの浅野は抜群のスタートを切り、3位にポジションアップ。その後、そのポジションをキープしながらレースを展開。また松浦、武内も上位につけ、一時上位トップ6に3台のHKC勢が走行する。レース中盤、突然浅野のペースが落ち始める。3位だったそのポジションを失うと、瞬く間に順位を下げてしまう。変わって上がって来たのは松浦。5位を堅守しながら4位のドライバーを追い詰める。その後方では武内が走行していたが、こちらもペースが落ちてしまい、後方のドライバーにバトルに巻き込まれる。また、その中で川北がペースアップしポジションをどんどん上げてくる。レース後半、松浦はついに4位にドライバーを射程圏内に。ラストラップ直前の最終コーナーで仕掛けるも失敗。気を取り直して3コーナーでインにねじ込む。しかし、痛恨のスピンアウト。順位は一気に10位に後退。結果、川北が追い上げ7位。武内が9位、松浦は10位でここまでがポイントを獲得した。序盤3位を走行していた浅野は悔しい14位となった。


30歳以上のドライバーがMAXエンジンワンメイクで戦うSUZUKA-Mastersクラス。エントリー台数は20台。
今シーズン、開幕戦で表彰台に上ったものの、その後調子を落としていた飯山知一(INTREPID)は公式予選で6番手。シーズン途中からこのクラスに参戦の中西智紀(FA-KART)は16位となる。
予選ヒートは抜群のスタートで飯山が4位に浮上。中西はポジションを維持しながらのレースとなる。トップ2が逃げる展開の中、飯山はレース中3位にポジションアップ。そのままレースを終え、今期2回目の表彰台へ絶好のポジションにつけた。中西はスタート順位と同じ16位フィニッシュ。
決勝ヒート。スタートの1コーナー、2位の選手がスピンを喫し上位グループが混乱する。その間隙を縫って飯山がトップに浮上する。中西もポジションをアップしてオープニングラップを終える。トップ争いは飯山と予選ヒートでトップだったドライバー。ペースは明らかにライバルのほうがよく、安全なマージンを築けないままレースは進行していく。何度か仕掛けられる場面もあったが、それを必死に守り抜く飯山。ファイナルラップ、0.5秒以内の両者は一歩も引かず周回する。飯山は最後までライバルに決定的な隙を与えず見事トップチェッカー。鈴鹿選手権での自身初優勝を飾った。中西も10位でフィニッシュし念願のポイントを獲得した。