2011年2月12日土曜日

CIK/FIA ワールドシリーズチャンピオンシップ KF1

N.デブリース こいつも出るか?写真はKZ2(ミッション付!?)
2011年、例年ならば5月に行われるワールドカップカートレース。そのタイトルは今年は消滅し、世界規模のカートレースシリーズが開催される。CIKは昨年までのSuperKFクラスを廃止し、KF1クラスと名称を戻した。そして、そのKF1クラスは年間5戦の世界選手権シリーズとなり開催される。5月の鈴鹿はその開幕戦での開催。新しいKF1クラスはシャーシ自由、エンジンはKF2規格(キャブレター含む)、タイヤは自由というパッケージ。また、ドライバーは若手が中心で、年間34台のエントリーとなる。多くのワークスドライバーたちはKZ(ミッション付)クラスに意向する。各メーカーからはその若手ドライバーが多くエントリー。規定の34台はすぐに埋まったとのこと。しかし、日本で開催されるレースでは17名の日本人枠(ワイルドカード)があり、白熱した戦いが繰り広げられそうだ。
レース形式はこれまでのものとは一変し、類をみないものとなるとのことだ。最初にTTを行い、予選ヒートは廃止。そして決勝ヒートは4回行われる。減点制ポイントシステムを採用し、各ドライバーがベスト3レースを選択。そのポイントの少ないものがそのレースの勝者となる。要するに2回トップを奪っても2回リタイヤすれば、3回2位になったドライバーのほうが上位になるということだ。各ヒートでの安定性が重要になる。スタート順は1回目、3回目ヒートがTTの結果から、2回目と4回目のヒートはそれぞれ1回目、3回目のヒートの結果を参照するとのこと。
まず考えられるのが、そのすべてが決勝ヒートなので、各ドライバー本気でのレースが展開され、白熱したバトルが期待できる。しかし、先にも述べたように最終結果には安定性が重要なので、いわゆる「当てあいバトル」は減り、クリーンなレースとなるであろう。観客にとっても見ごたえのあるレースが期待できそうだ。

日程
5/22 Suzuka(日本)
6/12 Wackersdorf(ドイツ)
7/24 Zuera(スペイン)
9/4 Genk(ベルギー)
9/18 Sarno(イタリア)

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