2010年12月26日日曜日

鈴鹿選手権シリーズ 第7戦 SFCクラス

鈴鹿選手権シリーズ第7戦・SFCクラスには、いつもの3名が出場。チャンピオンに王手をかけている清水寿昭(TONYKART)、ランキング上位争いの白川孝広(KOSMIC)、今年は不運のシーズンを送っている野田卓司(KOSMIC)。

タイムトライアル。野田、白川は序盤から走行を開始し、寒いコンディションのなか、タイヤの発熱を施す。清水も早目から出走を開始する。各ドライバーがベストタイムを刻む。清水は自身の持つコースレコードに近い48.785を記録。2位にコンマ3秒以上の差をつけ、予選ヒートのPPを獲得する。白川は思ったよりタイムが伸びず7位、野田も11位となった。予選ヒートは清水がPPから飛び出し、1周目からセーフティマージンを築いていく。白川も抜群のスタートダッシュで1周目に2位までジャンプアップ。野田も負けじと続く。白川はその後、他の選手にパスされてしまう。清水はそのバトルを尻目にマージンコントロールする。清水は危なげなく予選ヒートを走りきり、決勝のPPを獲得。この時点で清水は2010年のそして、3年連続のチャンピオンを獲得した。白川は3位、野田は8位。

決勝ヒート。スタートダッシュがよかったのは2位の選手。しかし、清水はすぐさまトップを奪い返す。白川も順位を上げるが、中盤からは3位争いを展開する。野田は素晴らしい奪取で、2コーナーまでに4位まで上げるが、その後リタイヤとなってしまう。今年の野田は本当に辛いシーズンとなってしまった。清水はトップを快走するが、2位の選手がペースがよく、中盤戦でテールトゥノーズ。そして遂にオーバーテイクされてしまう。2位に落ちた清水は、勝ってシーズンを締めくくりたかったが、トップになった選手のペースについていけず、最終的に2位でレースを終えた。3位争いの白川は、後方からの攻撃を防ぎきった。

リザルト⇒http://www.suzukacircuit.jp/result_s/2010/kart/1219_sfc_f.html

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