2011年5月5日木曜日

鈴鹿選手権 第3戦 レポート2

RMCクラスには中西智紀(FA-KART)が出場。公式予選、雨はあがりドライタイヤでの出走。しかし、まだ路面は滑りやすいコンディション。各車走るたびにタイムアップ。中西もアタックするが18位と出遅れた。予選ヒート、今度はウェットコンディション。スタートの1コーナーを危なげなく通過した中西。案の定、上位ではアクシデント発生。それを尻目にポジションアップ。終盤には2台オーバーテイクし13位フィニッシュ。予選を通過した。決勝は25番手スタート。コンディションは濡れているがドライタイヤでの出走。渋滞が発生するがバトル開始。しかし、序盤でコースアウトを喫する。後方選手がうまく避けてくれたためカートにダメージはなく再スタート。ところどころ濡れている路面は難しい。中西はクランクコーナーでまたしてもコースアウトしてしまい、そのままリタイヤとなった。

SFCクラスはいつもの3名が出場。公式予選は最後に行われ、ドライタイヤでのタイムアタック合戦。この中で「3 Times Champion」清水寿昭(TONYKART)は貫禄のトップタイム。野田卓司(KOSMIC)も調子よく4位、白川孝広(KOSMIC)も当日いりながら5位と健闘。今回のSFCはレベルが高く、1位~8位までのタイム差は0.119秒。…激戦。予選ヒートは雨。全員がほぼ初めての新型レインタイヤ「SLW2」を履いての出走。清水、白川、野田はすばらしいスタートダッシュ。3コーナー時点でハラダカートクラブの1-2-3を形成。しかし、S字1つ目、清水が痛恨のスピンアウト。最下位まで順位を下げてしまう。変わってトップは白川、2位野田。白川は危なげなくペースアップし独走状態。一方野田は2位を守っていたが、S字でスピン。後方にドロップしてしまう。この予選結果は白川1位、清水は追い上げ8位、野田は16位。決勝ヒート、ドライコンディション。PP白川は珍しくスタート失敗。清水は好スタートで3位浮上。野田もまずまずのスタート。清水は猛然と攻め序盤で2位浮上、トップの選手に追いすがる。白川はなかなかペースが上げられない。野田は順調にポジションアップする。中盤、トップの選手とテールトゥノーズになった清水は隙を探す。しかし、トップの選手もうまくギリギリのバトルが続いていく。最終ラップ、その最終局面を迎えるが、清水はランキングを視野に入れ無理はしない。2位でフィニッシュしポイントを伸ばした。白川も不調ながら5位。野田は11位となった。

Suzuka-Mastersクラスには飯山知一(INTREPID)が出場。ウェットコンディションのなか行われた公式予選。飯山にいつもスピードがない。タイムも伸びず9位。予選ヒートもウェット。なかなかシャーシセットが決まらず苦しい展開。ラップタイムが伸びないためポジションアップも難しく8位。迎えた決勝ヒート。路面はハーフウェット、雨はない。各車がドライタイヤかレインタイヤか悩みグリッドにつく。13台中飯山、PPの選手を含む5台がドライ、残り8台はウェットを選択。レーススタート。序盤、濡れているところでは極端に遅いものの、ラップタイムはほぼ互角。飯山はその濡れているところに手間取り順位を上げられない。中盤に差し掛かるころ、ドライタイヤ選手がタイムアップ。飯山も追い上げを始動する。が、無常にもここで雨。一気にペースダウン。最終的にレインタイヤが正解となり、飯山は11位となってしまった。

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