2011年5月11日水曜日

2011 SL中日本シリーズ Round3 YAMAHAカデット&カデットオープンクラス

2011SL中日本シリーズRound3は5月8日開催された。週間天気で懸念されていた雨は土曜日の午前中で上がり、朝から蒸し暑い夏のレースを伺わせた。しかし、カデット&カデットオープンクラスは若干、天気に翻弄されることに…。

エントリー台数は両クラス合わせて6台。今期最多だ。1周のタイムトライアルでトップタイムをマークしたのは鶴田哲平(トレンタクワトロ鈴鹿/TRY)。唯一の33秒台を刻み貫禄のPP。2番手は初参戦の女性ドライバー川崎瀬夏(KAKIE RACING TEAM/CRG)、3番手は山田杯利(KART KOZO R/KOSMIC)、4番手は遠山ライゴ(ユキレーシング/TONYKART)と初参戦組が続く。以下5番手真弓陽(ハラダカートクラブ/TRY)、6番手に田中大貴(ハラダカートクラブ/FA-KART)が追い上げを狙う。予選ヒートはスタート直後、遠山と田中が接触。2名がリタイヤに追い込まれる。レースは鶴田が独走し、川崎と山田がバトル。真弓は少し遅れながら追走。結果、鶴田は決勝のPPを獲得。2位に川崎、3位山田、4位真弓。

第5戦の決勝ヒート。鶴田、川崎が序盤バトル。川崎は鶴田に仕掛けようとするが、この日の鶴田はいつも以上に速く、中盤には独走状態を築く。しかし、8周目あたりから雨が落ちてくる。まだドライで走れそうなので、オフィシャルも安心していたが、直後土砂降りの豪雨に変化。田中、真弓が相次いでスピンを喫し、ついには鶴田までもがスピンアウト。この間隙を縫って川崎、山田が鶴田の前に出る。11周目、ドライでは危険と判断しチェッカーが振られる。優勝は川崎。2位山田、3位に鶴田。以下遠山4位、真弓5位、田中はスピンの際、再スタートできず6位となった。

雨もすっかりあがり晴れた第6戦決勝ヒート。トップ鶴田に川崎が迫る序盤の展開。山田は少し遅れ、4位以下は遠山、真弓、田中の3つ巴バトル。鶴田は徐々に川崎を引き離し、独走を築いていく。川崎はペースが上がらず、山田に攻められる苦しい展開。山田はついに川崎をオーバーテイクし2位浮上。しかし、トップ鶴田はかなり前方。4位争いは真弓が前で引っ張る。最終的に鶴田はトップチェッカー。2位山田、3位川崎となった。

Round3総合結果は鶴田が優勝。2位川崎、3位山田、4位遠山、5位真弓、6位田中となった。

0 件のコメント:

コメントを投稿