2012年4月11日水曜日

全日本選手権(西)第2戦 琵琶湖スポーツランド

全日本選手権の西地域第2戦は、4月8日、琵琶湖スポーツランドにて開催された。

開幕戦で7位となった稲寄速人(FA-KART)は、練習から好調をキープしレース日に挑んだ。公式練習は2番手タイムを記録し、いい滑り出しとなった。しかし、続く公式予選では、公式練習で感じたことをセットに反映させたところ、逆の方向へいってしまいタイムが伸びず、まさかの9位となった。
不幸中の幸いでイン側スタートとなった予選ヒート。オープニングラップで1つポジションを上げると、そこから追い上げを開始する。しかし、まだセットアップは万全でなく、ペースが思うように上がらない。レース終盤、7位をキープしていたところ、若干のブレーキングミスを犯してしまい3台に抜かれ11位に。結局、その順位のままフィニッシュ。ブレーキングのミスも走らないカートをなんとか走らせようとした結果であった。
決勝ではさらにセットアップを変更して挑んだ。スタートで順位を上げるとレース中盤では8位にポジションアップ。シャーシのセットはまずまずであり、予選よりもペースは改善した。その後7位にポジションアップ後、終盤には6位にポジションを上げる。この時点で前との差は大きくなってしまっており、その順位でフィニッシュすることとなった。
ベストタイムは3番手であり、速さはつま恋同様見せられた。次回の瑞浪では公式予選から上位につけることが課題となるであろう。

地方選手権FS-125クラスに初参戦の橋詰拓馬(CRG)。有力なドライバーが多い地方選にどこまで戦えるか。
練習中はトップから1秒近くタイム差があったものの、公式予選ではコンマ5秒まで縮め9位。
X30のハイパワーエンジンにやっと慣れてきた橋詰は、予選ヒートでさらにタイム差を縮め、ペースを維持しようとする。スタートを見事に決め、上位に進出しようと試みたが、レース展開とわずかなミスでポジションをダウン。さらにアクシデントに巻き込まれた際、シャーシを痛めてしまう。なんとかフィニッシュまでたどり着いた順位は11位。
シャーシを修復し挑んだ決勝。抜群のスタートで8位にポジションアップした橋詰は必死に前のドライバーを攻め立てる。橋詰にとって20周の長いレースであったが、残り3周となったところでチェーンが切れてしまいリタイヤ。惜しくも完走はならなかった。
次回の瑞浪ではポイント獲得を狙っていく。

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