2011年4月15日金曜日

2011 SL中日本シリーズ Round2 SSチャレンジカップクラス

7台のエントリーがあったSSチャレンジカップクラス。2011SL中日本シリーズの新設クラスは盛り上がりを見せる。

タイムトライアルでトップタイムをマークしたのは平野喜丈(ハラダカートクラブ・FA-KART・以下、喜丈)。2番手は三好慶太(トレンタクワトロ奈良・BIESSE)。3番手は柳秀治(ハラダカートクラブ・TONYKART)。初参戦の3名が上位を独占した。

予選ヒートは喜丈、三好、柳、平野元則(ハラダカートクラブ・FA-KART・以下、元則)、山本大輔(ハラダカートクラブ・FA-KART)の5台がトップグループ。順位変動は無いものの、一触即発の緊迫したレース展開。予選ヒートではこのままチェッカーを受ける。

第3戦決勝ヒート。スタートから予選同様、上位5台がバトルを展開。その中、山本がチェーントラブルで戦列を離れる。ランキングポイントを失う痛いリタイヤだ。その後、喜丈は少しマージンを作る。激しいのは三好と柳。柳が執拗に三好を攻めるが、オーバーテイクまではいかない。その後ろでは元則がじっと戦況を見つめる。中盤、柳が三好に接触。柳はカウルのトラブルでリタイヤ。三好も3番手に下がる。2番手に上がったのは元則。平野兄弟の1-2体制。兄喜丈よりもペースの良い元則は徐々にその差を詰める。しかし、パッシングまでには至らず、チェッカー。喜丈が今期初優勝。2位元則、3位三好であった。

第4戦決勝ヒート。喜丈は無難なスタート。2位三好、3位柳は第3戦と同じ展開。元則はスピンを喫し後退。4番手には山本が追走。喜丈はこのレース、徐々にペースを上げて2番手以下との差を広げる。やはり激しいのは三好と柳。このバトルは終盤まで続くこととなる。山本は4位、5位には天白有紀(NEXT-ONE・ARROW)が浮上。トップ喜丈は一度もその座を譲ることなくチェッカー。見事2連勝+パーフェクトウィンを飾った。2位は終盤で三好を抜き去った柳、三好は連続3位で総合で2位となった。混戦模様を感じさせるランキング争いは元則がトップに浮上した。

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