2011年3月3日木曜日

2011 SL中日本シリーズ Round1 YAMAHA-SSクラス


かなり遅れましたが、2011SL中日本シリーズRound1 YAMAHA-SSクラスのレポートです。

2レース制となった2011シーズンのもっとも過酷であろうこのクラスの開幕戦には13名のドライバーが出場。
タイムトライアルでトップタイムをたたき出したのは昨年チャンピオンの鏡友和(トレンタクワトロ鈴鹿)。2番手は昨年、YAMAHAジュニアクラスチャンピオンの辻本拓馬(ハラダカートクラブ)。2人のチャンピオンが予選ヒートでいきなり対決する。その予選ヒート、鏡は危なげない走りでチャンピオンの貫禄を見せトップチェッカー。決勝のPPを獲得。辻本は初めてのSSバトルに苦しみ5番手に後退。変わって2位に浮上したのは奥田史憲(トレンタクワトロ鈴鹿)。

第1戦決勝ヒート。トップ鏡と2番手奥田が3番手以下を徐々に引き離す展開。3番手争いは角屋太一郎(トレンタクワトロ鈴鹿)、清川善文(14マースMS)、辻本。各ドライバー、あまりタイム差無く、一触即発のバトルが展開される。中盤、辻本が最終コーナーでスピン。その混乱に巻き込まれなかった角屋、清川が抜け出す。しかし、清川も1コーナーでスピンアウト。角屋は3位の座を確保。後方からは橋詰拓馬(ハラダカートクラブ)が追い上げる。そのころトップ争いは接近戦バトルを展開。レースも後半に入ろうというところで奥田が逆転。奥田はそのままトップでチェッカーをくぐり2011シーズンの初戦優勝を果たした。2位は鏡、3位角屋、4位橋詰、5位織田祥平(ハラダカートクラブ)。

第2戦決勝ヒート。PPの鏡と奥田がまたしても逃げる展開。3位争いも清川、角屋、辻本、織田、橋詰などほとんどのドライバー展開するスペシャルバトル。3位争いをしていた角屋はスピンアウトで後退。清川は集団を抜け出しトップを追う。4位以下は混乱をうまく避けて浮上した松本晋吾(NEXT-ONE)を先頭に8台バトル。レース後半からトップ争いが激化。チームメイト同士のバトルは清川の接近を許し、最終ラップを迎える。必死にブロックする鏡、隙を狙う奥田、そしていよいよ近づいた清川は3名で最終コーナーへ。鏡と奥田は2人でインの取り合い。アウトから逆転を狙う清川。ホームストレート、鏡はチャンピオンの意地を見せトップを守りきり優勝。2位は奥田、3位は清川であった。4位争いは松本が守りきった。

0 件のコメント:

コメントを投稿