2010年SL中日本シリーズは12月5日、カートランド三重にて第7戦が行われた。
YAMAHAジュニアクラスはアンダーエイジュ枠2名を入れて、9名のドライバーで争われた。
TTのトップタイムは既にチャンピオンを確定させている辻元拓馬(ハラダカートクラブ)。セカンドには橋詰龍二(ハラダカートクラブ)が陣取った。この二人は2010年のYAMAHAジュニアクラスで幾度となく争った。今年の最終決戦にふさわしいTT結果となった。
予選ヒートのスタートが切られる。1周目から果敢に辻元に襲い掛かる橋詰。辻元はこれをうまく処理し、自分のペースで逃げ始める。3位はアンダーエイジュの鶴田哲平(トレンタクワトロ鈴鹿)。まだ小学3年生のカデットドライバーだ。4位は東拓志(NEXT-ONE)、5位はアンダーエイジュの松藤翔也(ハラダカートクラブ)。トップ辻元は橋詰を引き離し独走状態。橋詰も単独2位。バトルが激しいのは東と松藤。テールトゥノーズで攻め立てる松藤であったが、なかなか東の前に出られない。トップフィニッシュは辻元。2位橋詰、3位鶴田、4位東、5位松藤。ちなみに店長計測ベストラップは辻元の32.4。これはこのコースのレコードタイム(非公式)になる。2位橋詰も32.6と好タイム。3位以下が33秒台ということを考えると、いかにこの2名が抜きんでているということがわかる。
決勝ヒート。スタートから一気に抜け出す辻元。2位橋詰も第3戦で逆転勝利したことを考え、必死に食らいつく。3位は鶴田、4位争いはまたしても東と松藤。上位3名は間隔が徐々に開き始め、それぞれが単独での走行となっていく。東と松藤の争いは中盤、仕掛けた松藤が東に接触。その際に松藤が遅れてしまう。そしてチェッカー。辻元は7戦6勝2位1回の好成績でYAMAHAジュニアを制した。2位は橋詰。第3戦の1勝は立派である。3位鶴田、4位東、5位は松藤であった。
※鶴田、松藤はアンダーエイジュのため正式結果には掲載されません。
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