2010年12月9~12日、マカオ・KARTRODOMO DE COLOANEにて2010 MACAU INTERNATIONAL KARTING OPEN GRAND PRIXが開催されます。
このレースは毎年、年末に開催されており、カート国際レースの最終戦ともいえます。ヨーロッパのチームも次のシーズンを見据えて、新たなドライバーを採用したり、下位カテゴリー走っていた選手をステップアップさせたりと話題が多いのが特徴です。CIK-FIAの公式レースとしてはKF3が開催されるのみですが、SuperKFも単発イベントとして開催されます。
そのSuperKFですが、ヨーロッパでは既に、来年のレギュレーション上では消滅することとなっています。ですので、実質的なSuperKFの最後の戦いとなります。ちなみに来年からはKF1という名称に戻され行われます。
さて、SuperKFのエントリーリストが発表されました。これを見ると、世界選手権の様相が伺えます。まずTONYKART RACING TEAMからは5名。アルディゴ、キャット、カンポネッチのメインドライバーに加え、ダゴスト、金丸の2名がKF2から昇格。アルディゴは来年はKZ(ミッション付)に専念するとのことなので、SuperKFの引退レースとなるそうです。CRGからは4名。コズリンスキー、フォレ、ティエネ、ティニーニと実力派揃い。コズリンスキーは昨年、ここで行われた世界選手権で優勝を飾っており、連勝を目指すことでしょう。KOSMICからは2名、WSK Euro、Worldシリーズでダブルチャンピオンを獲得したコンバースと、チームメイトのクーパー。特にコンバースは今年絶好調で、ここでも勝利を飾り、2010年の締めくくりをしたいことでしょう。今年あまり元気のなかったBIREL勢。エースのチェゼッティにKAROL、LAMB JORDONという2名の新人ドライバーがエントリー。リボール・トマンは出ていません。エントリーはされていませんが、ZANARDIのデ・フリースとローランド、INTREPID勢などが加われば、もっと面白かったのではないかと思います。
気になる日本勢。金丸は本国のレーシングチームから参戦しますが、日本のTONYKART RTJから佐々木大樹が出場。全日本選手権では2戦欠場し、ランキング2位でしたが、7戦5勝と圧倒的なスピードを発揮。「打倒!アルディゴ」を目標にレースに挑むとのこと。また、前原佳明がKOSMIC RTJから参戦。ワールドカップでFA-KART RTから参戦し、PPを獲得した実力をここでも発揮させ、上位進出を願います。また、全日本選手権KF2に参戦していたROBOT RACINGの久保凛太朗がSuperKF初参戦。
店長、メンバー表を見ただけで、現地に飛んでいきたいと思いました。実は行く予定はあったのですが…。
エントリーリスト ⇒http://www.tonykart.jp/product/img_n/pic_365_01.pdf
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