2015年4月21日火曜日
SL中日本シリーズ Round3 SSチャレンジカップクラス
SL中日本シリーズRound3のSSチャレンジカップクラスには12名のドライバーが参戦。
タイムトライアルでトップタイムをマークしたのは、ランキングトップの黒谷颯(NEXT-ONE/INTREPID)。セカンドには澤口宙征(ハラダカートクラブ/FA-KART)がつける。予選ヒートは黒谷が逃げ澤口が追う展開。3番手には馬場康之(NEXT-ONE/TONYKART)が追走。4番手は序盤ランキング2位の芝山茂樹(NEXT-ONE/TONYKART)が走行していたが、そのポジションを鈴木七瀬(トレンタクワトロ鈴鹿/GILLARD)と岡部雅(NEXT-ONE/MARANELLO)に奪われてしまう。予選は黒谷が制し、澤口は2位チェッカー。以下、馬場、鈴木、岡部、芝山となった。
第5戦決勝ヒート。黒谷はホールショットを決め、オープニングラップをトップで終える。これに澤口が追走。3番手争いは馬場、岡部、鈴木の戦い。黒谷は序盤~中盤にかけて澤口を引き離し独走状態を築いていく。注目は3番手争い。岡部が馬場を攻略するとそのバトルから徐々に逃げ始める。終盤に差し掛かるころ澤口のペースが上がり、徐々に黒谷との差を縮めていく。しかし、黒谷も良いペースで周回しておりテールトゥノーズまでには至らない。黒谷は澤口から決定的な差を埋めさせずチェッカー。澤口は惜しくも2位。3位は岡部が入り、4位は馬場。5位は藤田雅也(NEXT-ONE/TONYKART)が追い上げた。
第6戦決勝ヒート。黒谷はPPからのスタートを確実に決め、無難にトップで1コーナーを駆け抜ける。澤口はスタートに失敗し4位に後退。変わって2位に浮上したのは馬場。その後方には鈴木。黒谷はバトルする後方集団を尻目にペースアップ。序盤で安全なマージンを築くことに成功する。2番手争いは5台の団子状態。馬場を先頭に、鈴木、澤口、岡部、藤田。まず、岡部が澤口を攻略し4位に浮上。その直後鈴木が馬場をオーバーテイク。岡部もこれに続き、ポジションはトップ黒谷から鈴木、岡部、馬場、澤口、藤田となる。終盤に差し掛かるころ、馬場と澤口がアクシデントから後退。藤田は4位にポジションアップ。レースはこのまま進行しフィニッシュ。黒谷は5連勝でランキングトップを守るとともに、2位以下に大きなポイント差を築いた。2位は鈴木、3位岡部。以下藤田、笠井雅進(ハラダカートクラブ/FA-KART)となった。
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