一時は東北関東大震災の影響で開催されるか危ぶまれたが、無事開幕した。
ハラダカートクラブからは3名のドライバーが挑戦。
FP-Jr.クラスに参戦したのは稲寄速人(INTREPID)。稲寄は初めての中山サーキットでの事前練習を3日間行い、ポイントとなる2コーナー、S字コーナーをうまく攻略。トップともそん色ないタイムを記録しており、期待がかかった。
しかし、土曜日の練習走行、デリバリーされたエンジンがいまいち調子が出ない。キャブ交換などを行ったが、あまり改善せず日曜日を迎える。
公式練習でもいろいろ試すが、なかなかタイムを上げられず公式予選へ。その公式予選は完全におかしくなってしまい、レーシングスピードが出せずピットイン。最下位の予選スタートとなった。
キャブレターを別のものに変更し挑んだ予選ヒートはスタートからポジションを上げていく。相変わらずストレートスピードは遅いものの、なんとか踏ん張りきり15位。
迎えた決勝ヒート、スタートでイン側キープを果たした結果、何台かのアクシデントを切り抜け8位までポジションアップ。エンジンも大分復調し、前を追いかける。しかし、絶対的なストレートスピードの足りなさはワンミスでオーバーテイクされる苦しい展開。後半はペースキープをできたが、結局14位フィニッシュであった。
全日本選手権に昇格したFS125クラス。オープンシャーシにX30エンジン、DUNLOPのハードコンパウンドハイグリップタイヤDESを使用してのレース。高瀬啓太(FA-KART)、米川直宏(FA-KART)の2名が出場。事前練習1日だけで挑んだレースウィーク。土曜日に初めてのDESで走行するが、他のドライバーに少しタイムで遅れをとっている。少しでも追いつこうと周回を重ねた。
日曜日、公式練習を経て公式予選に突入。他のドライバーのスリップを狙うが、うまく捕らえきれず米川11位、高瀬12位と出遅れる。予選ヒートはスタートで米川がミスしドロップ。高瀬はまずまずのスタートで前を追いかける。集団に引き離されまいと走行を続けるがなかなかラップタイムも上がらずチェッカー。高瀬はスタート順と同じ12位、米川は2ポジションダウンの13位となった。
30周の決勝ヒート。体力的にもタイヤにも厳しいこのレース。スタートから順位を上げた米川。高瀬は少し手間取ったスタート。序盤、上位グループがバトルを展開したため米川はその後方で走行。高瀬はバトルを展開。中盤から上位グループのバトルでアクシデントが発生。うまく切り抜けた米川は7位までポジションアップ。しかし、終盤でオーバーテイクされ8位にドロップ。そのままチェッカーとなった。高瀬は最後までペースアップできず14位に終わった。
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