2011年3月23日水曜日

全日本選手権(西)第1戦 中山サーキット

2011年全日本カート選手権・西地域・第1戦が3月26~27日の日程で、岡山県・中山サーキットにて開催される。
3月11日の東北関東大震災の影響で、数多くのレースイベントが中止・延期される中、ようやく全日本選手権も開幕する方向だ。

ハラダカートクラブからは3名のドライバーが出場。まず、FPジュニアクラスには昨年からの継続参戦の稲寄速人(INTREPID)が出場する。初めて中山でのレースではあるが、練習走行を冬から精力的に行い、コース慣れは問題ないとのこと。まずはポイント獲得が目標となるであろう。
全日本選手権に昇格したFS125クラス。シャーシは自由、エンジンはIAME X30、タイヤはDUNLOP DEHの仕様。このクラスには米川直宏(FA-KART)、高瀬啓太(FA-KART)が参戦。基本的に昨年と同じではあるが、タイヤがハイグリップ(CIK公認)ハード、そして物議をかもし出しているフロントブレーキの禁止が主な変更点。まだタイヤのテストは行っていないが、パフォーマンスの低下はまずまずという。土曜日の練習が重要な鍵となりそうだ。また、フロントブレーキの禁止は、多くの参加ドライバーが「オーバーテイクが難しくなった」とのこと。接触を覚悟してのインへの飛び込みは避けたいところ。公式予選のタイムが最後まで響く可能性がある。米川、高瀬の両名は先日中山を初走行。初めてでコース慣れが目標だったが、経験も増えてきた2名は最後まで走り続けた。残りはシャーシのセットアップが速さへの秘訣となりそうだ。

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