鈴鹿選手権シリーズの開幕戦のPRD Avantiクラスには、ハラダカートクラブから8名のドライバーが参戦した。
公式予選は浅野秀彦(FA-KART)が5番手でチームの最上位。葛西佑紀(CRG)が9位、金田敦史(FA-KART)が11位であった。
予選ヒート。スタートで浅野が3番手に浮上。しかし、トップ2台のペースについていくことができず、徐々にその差を広げられてしまう。それでも後方から追い上げてきた選手にはポジションを守り3位でフィニッシュ。葛西、金田はポジションを上げ、それぞれ7位、8位でフィニッシュ。小田宗孝(TONYKART)もポジションを上げ10位に入り、HKC勢はトップ10に4名が入る。
決勝ヒート直前、雨が路面を濡らす。ドライかウェットか迷う状況で、ほとんどのドライバーがウェットを選択。山本大輔(FA-KART)のみドライタイヤで出走することとなった。浅野はまずまずのスタートから3位でオープニングラップを周回すると、最終コーナーで2位に浮上。葛西もポジションを上げ6番手を走行。小田も8位に浮上する。金田は少し順位を落としてしまう。浅野は2位で2周目に突入したが、この周回で4位にポジションを落としてしまう。この時点から速いのはドライタイヤ勢となり、ウェットタイヤ勢はなかなかタイムを上げられない状況になる。浅野はペースに苦しみ4番手を守りながらも前から離されてしまう。葛西、小田も苦しい状況。大きなポジション変動はなくレースは終盤戦へ。ペースの苦しい浅野は、後方から追い上げてきた選手にパスされ5位にドロップ。葛西もポジションを失ってしまった。浅野はそのまま5位でフィニッシュ。しかし、レース後の車検で上位にペナルティがあったため、正式結果は4位となった。以下、小田が10位、ドライタイヤで奮闘した山本が11位、金田が12位。葛西徳昭(FA-KART)が14位、笠井雅進(FA-KART)が18位。前日好調だった澤口宙征(TONYKART)は度重なるトラブルで順位を上げられず21位となった。また、葛西佑紀はレース後に重量が足りずペナルティとなってしまった。
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