2012年4月は多くのレースが予定されています。
自分の出場できるレースを把握し、予定を立てましょう。
3月31日 MLSスポーツカート耐久レース(90分x2レース) ※エントリー受付中
4月1日 SLレインボーシリーズ 第2戦 ※コースサービス
4月1日 コースサービス・琵琶湖スポーツランド
4月6~8日 全日本選手権(西)第2戦 琵琶湖スポーツランド ※コースサービス
4月7日 コースサービス・カートランド三重
4月8日 鈴鹿走行日 ※コースサービスはありません。困ったことは店舗へどうぞ。
4月8日 コースサービス・カートランド三重
4月14日 コースサービス・カートランド三重
4月15日 SL中日本シリーズ Round2 ※コースサービス
4月15日 鈴鹿選手権シリーズ第3戦 エントリー締切日
4月20~22日 全日本選手権KF1/KF2 Round2 瑞浪レイクウェイ
4月22日 鈴鹿走行日 コースサービス
※4月22日 カートランド三重貸切 一般走行不可
4月27~29日 鈴鹿選手権シリーズ第3戦 コースサービス
※4月29日 カートランド三重貸切 一般走行不可
2012年3月29日木曜日
全日本選手権(西)第2戦 琵琶湖スポーツランド エントリーリスト
ハラダカートクラブからは今回2名のドライバーが出場。
FP-Jr.クラスには今シーズン上位を狙う稲寄速人(FA-KART)。稲寄はすでに練習・テスト走行を当地で行っており、つま恋でなかなか出せなかったスタンダードセットアップに取り組んでいる。まだ、完全とはいえない状況においてもまずまずのタイムを記録しているということで、開幕戦以上の結果を目指している。
また、今回の地方選手権FS-125クラスに橋詰拓馬(CRG)が初出場。高校受験を終えて、いよいよ完全復活の2011SL中日本シリーズYAMAHA-SSクラス ランキング2位。3月の鈴鹿選手権にも出場し、かなりハイレベルな西地域・地方選手権に挑む。準地元の琵琶湖でどこまで上位に食い込めるか、彼にとっての大きな挑戦となる。
エントリーリスト ⇒http://www.kart.jp/wp-content/uploads/20120408_biwako_entry.pdf
2012年3月28日水曜日
全日本選手権 KF1 開幕戦
全日本選手権KF1シリーズは3月25日、栃木県・ツインリンクもてぎ 北ショートコースにて開幕した。
FA-KART RACING TEAMは佐伯新と藤江龍弥の2名が参戦。金曜日からコース入りしたが、雨の影響でほとんど走れず日曜日を迎えることとなった。
公式練習を経て、公式予選に突入。2人ともAグループに振り分けられたが、なかなかタイムが向上せず藤江が20位、佐伯が21位と後方に沈んでしまう。
第1戦の予選ヒート。悪かった公式予選をものともせず藤江は4位フィニッシュを果たす。佐伯も9位までポジションアップし、レースペースの良さをアピールする。決勝ヒートは藤江、佐伯が表彰台争いを展開。しかし、もう一歩のところで表彰台を逃し、佐伯が4位。藤江は8位フィニッシュとなった。
第2戦の予選ヒートは藤江、佐伯ともにタイヤを最大限温存する作戦に。結果、それぞれ10位、11位であったが、周りのドライバーに比べて明らかにタイヤを残した。決勝ヒートは佐伯がその効果を発揮し、徐々にポジションを上げていく。藤江はキャブレターかエンジンか少し不調に陥り苦しいレースを展開する。それでもバトルをかいくぐりポジションを上げる。佐伯もペースはよかったものの、展開に恵まれず5位フィニッシュ。藤江は8位でフィニッシュした。
佐伯はKF1デビューレースながらポイントを獲得し、暫定でランキング4位。藤江もテスト無しで挑んだレースでランキング6位とまずまずの出だし。次回の瑞浪では表彰台の中央を狙っていく。
No.27ドライバー佐伯新
「3位が狙えたレース。次回の瑞浪でリベンジしたい。」
No.28ドライバー藤江龍弥
「タイヤはうまく使いこなせたので、次回は優勝を狙っていきたい。」
チームマネージャー 原田稔一
「開幕戦としてはよかったが、まだ優勝には解決する問題がある。それを対策して瑞浪で頑張りたい。」
リザルト ⇒http://www.kart.jp/results/
フォトギャラリー ⇒https://picasaweb.google.com/103402532164207162699/20120326KF1Round1?authuser=0&feat=directlink
2012年3月24日土曜日
全日本選手権 もてぎ大会 金曜日
2012全日本選手権KF1/KF2 Round1は3月23日からほぼ全員がコース入りし、いよいよ開幕といった雰囲気になってきた。
FA-KART RACING TEAMは、23日コース入りし準備を始めた。既に事前にエンジンのナラシを終了していたため、1回目の走行は10分過ぎにコースイン。しかし、藤江のエンジンがかからず、なかなかコースインできなかった。佐伯はエンジンの調子を見ながら各部チェックをしセッションを終了。藤江も最終的にきちんと走り出し、チェック走行を終えた。
2回目のセッションはまだドライでの走行。しかし、雲行きは怪しく、いつ雨が降ってもおかしくない空模様。今回は他のテスト項目もあったため、両者はグリーンとともにコースイン。2つ目のエンジンをチェックしながら周回を重ねる。しかし、佐伯のエンジンにトラブルが発生。コース上でストップしてしまい、セッションを走ることができなかった。藤江はピットインを繰り返しニューパーツのテスト。最後はまずまずのUSEDタイヤを装着し、38.4のベストタイムを刻んだ。トップタイムはニュータイヤを履いたドライバーで、37.3を記録。しかし、こちらのタイヤの消耗具合は激しく、新品を投入すれば十分射程圏内である。
昼休みにとうとう雨が降ってきてしまい、路面は完全にウェット。ドライタイヤでコースインするドライバーも見られたが、まともに走ることができない。レインタイヤでは雨量が少なく、結果ここでこの日の走行を終了することとなった。
明日土曜日は予報が変わり、昼前からはドライで走れそうな天気になる模様。
FA-KART RACING TEAMは、23日コース入りし準備を始めた。既に事前にエンジンのナラシを終了していたため、1回目の走行は10分過ぎにコースイン。しかし、藤江のエンジンがかからず、なかなかコースインできなかった。佐伯はエンジンの調子を見ながら各部チェックをしセッションを終了。藤江も最終的にきちんと走り出し、チェック走行を終えた。
2回目のセッションはまだドライでの走行。しかし、雲行きは怪しく、いつ雨が降ってもおかしくない空模様。今回は他のテスト項目もあったため、両者はグリーンとともにコースイン。2つ目のエンジンをチェックしながら周回を重ねる。しかし、佐伯のエンジンにトラブルが発生。コース上でストップしてしまい、セッションを走ることができなかった。藤江はピットインを繰り返しニューパーツのテスト。最後はまずまずのUSEDタイヤを装着し、38.4のベストタイムを刻んだ。トップタイムはニュータイヤを履いたドライバーで、37.3を記録。しかし、こちらのタイヤの消耗具合は激しく、新品を投入すれば十分射程圏内である。
昼休みにとうとう雨が降ってきてしまい、路面は完全にウェット。ドライタイヤでコースインするドライバーも見られたが、まともに走ることができない。レインタイヤでは雨量が少なく、結果ここでこの日の走行を終了することとなった。
明日土曜日は予報が変わり、昼前からはドライで走れそうな天気になる模様。
2012年3月22日木曜日
全日本選手権 KF1 開幕!!
全日本選手権KF1/KF2シリーズは3月25日、ツインリンクもてぎ・北ショートコースにて開幕する。
2012年シリーズはKF1クラス29台のエントリーがあり、危ぶまれた参加台数の減少もなく、盛り上がりを見せる。
FA-KART RACING TEAMは、2011全日本選手権KF2、アジアパシフィック選手権チャンピオンの佐伯新がステップアップ。もてぎでの事前テストでは、まだKF1用タイヤに慣れないところを見せたが、瑞浪でのテストでは持ち前の吸収能力を披露し、タイヤマネージメントの概要を掴んだ。佐伯は昨年から他のドライバーよりもマテリアルを理解する能力に長けており、エンジン・キャブレターの使い方も早く習得した。うまく展開が開ければ、開幕戦からの上位争いも十分狙えるであろう。
また、チームメイトは急遽参戦が決まった藤江龍弥。2010~2011年のSuperKFクラスにおいて、DUNLOPの開発ドライバーを務めた。速さもさることながら、そのカートへの理解能力は素晴らしく、様々なマテリアルのテストを正確にフィードバックし、チームの開発に大いに貢献してくれる。レースでの速さ・戦略は、昨年のリザルトを見れば間違いないこと。
若い17歳同士のドライバー、佐伯は藤江の能力を吸収し、さらに才能を伸ばすであろう。また、藤江は日本最高峰クラスでBSタイヤを使用することにより、確実に上位へいくであろう。互いが切磋琢磨すれば1-2フィニッシュも夢ではない。
チーム体制は昨年とほぼ同じである。シャーシはもちろんFA-KART。エンジンはVORTEX、タイヤはBRIDGESTONE。オイルはWAKOSを使用。KF1はKF2仕様のエンジンを使用することになるが、チームはすでに様々なニューパーツを投入。テスト段階であった昨年の世界選手権ではその効果を確認し、さらに熟成・開発を進めた。その結果、瑞浪ではSuperKF並みのスピードを記録しており、開発の方向性は正しいといえる。
しかし、今週末の天気予報は金曜日・土曜日が雨。日曜日は晴れという難しいコンディションになりそう。藤江にとってはもてぎはまったくテストしていないので、不安が残るが、これまでの経験を生かせれば問題ないと思われる。佐伯は前回のテストからどれだけ成長できているかが鍵となるが、走行するたびに成長するのでこちらも問題ないと言える。
2012年FA-KART RACING TEAMに注目ください。
チーム体制
シャーシ:FA-KART
エンジン:VORTEX
タイヤ:BRIDGESTONE
オイル:WAKOS
キャブレター:IBEA
チーム代表&チーフエンジニア:原田正則
チームマネージャー:原田稔一
No.27ドライバー:佐伯新
No.27メカニック:菊田貞一郎
No.28ドライバー:藤江龍弥
No.28メカニック:吉武具史
チームスポンサー&パートナー(敬称略・順不同)
BRIDGESTONE・WAKOS・TONYKART JAPAN・ファーストモールディング・㈱来夢(EZ-UP)・PMU(プロジェクトμ)・NGK・K'sDesign&Paints・ディスプレーサトー
2012年シリーズはKF1クラス29台のエントリーがあり、危ぶまれた参加台数の減少もなく、盛り上がりを見せる。
FA-KART RACING TEAMは、2011全日本選手権KF2、アジアパシフィック選手権チャンピオンの佐伯新がステップアップ。もてぎでの事前テストでは、まだKF1用タイヤに慣れないところを見せたが、瑞浪でのテストでは持ち前の吸収能力を披露し、タイヤマネージメントの概要を掴んだ。佐伯は昨年から他のドライバーよりもマテリアルを理解する能力に長けており、エンジン・キャブレターの使い方も早く習得した。うまく展開が開ければ、開幕戦からの上位争いも十分狙えるであろう。
また、チームメイトは急遽参戦が決まった藤江龍弥。2010~2011年のSuperKFクラスにおいて、DUNLOPの開発ドライバーを務めた。速さもさることながら、そのカートへの理解能力は素晴らしく、様々なマテリアルのテストを正確にフィードバックし、チームの開発に大いに貢献してくれる。レースでの速さ・戦略は、昨年のリザルトを見れば間違いないこと。
若い17歳同士のドライバー、佐伯は藤江の能力を吸収し、さらに才能を伸ばすであろう。また、藤江は日本最高峰クラスでBSタイヤを使用することにより、確実に上位へいくであろう。互いが切磋琢磨すれば1-2フィニッシュも夢ではない。
チーム体制は昨年とほぼ同じである。シャーシはもちろんFA-KART。エンジンはVORTEX、タイヤはBRIDGESTONE。オイルはWAKOSを使用。KF1はKF2仕様のエンジンを使用することになるが、チームはすでに様々なニューパーツを投入。テスト段階であった昨年の世界選手権ではその効果を確認し、さらに熟成・開発を進めた。その結果、瑞浪ではSuperKF並みのスピードを記録しており、開発の方向性は正しいといえる。
しかし、今週末の天気予報は金曜日・土曜日が雨。日曜日は晴れという難しいコンディションになりそう。藤江にとってはもてぎはまったくテストしていないので、不安が残るが、これまでの経験を生かせれば問題ないと思われる。佐伯は前回のテストからどれだけ成長できているかが鍵となるが、走行するたびに成長するのでこちらも問題ないと言える。
2012年FA-KART RACING TEAMに注目ください。
チーム体制
シャーシ:FA-KART
エンジン:VORTEX
タイヤ:BRIDGESTONE
オイル:WAKOS
キャブレター:IBEA
チーム代表&チーフエンジニア:原田正則
チームマネージャー:原田稔一
No.27ドライバー:佐伯新
No.27メカニック:菊田貞一郎
No.28ドライバー:藤江龍弥
No.28メカニック:吉武具史
チームスポンサー&パートナー(敬称略・順不同)
BRIDGESTONE・WAKOS・TONYKART JAPAN・ファーストモールディング・㈱来夢(EZ-UP)・PMU(プロジェクトμ)・NGK・K'sDesign&Paints・ディスプレーサトー
2012年3月20日火曜日
鈴鹿選手権 第2戦 レースレポート
3月18日、鈴鹿選手権第2戦が開催された。
ハラダカートクラブからは12名のドライバーが参戦。晴れ予報だった日曜日は、途中雨が降ってきたこともあり、混乱した難しいレースになった。
YAMAHA-SSクラスは22台が出走。公式予選で吉武具史(FA-KART)が15位、橋詰龍二(FA-KART)が16位。予選ヒートは吉武がアクシデントに巻き込まれ18位と順位を落とす。橋詰は追い上げていたが、レース後、スタートの違反があり失格処分となった。決勝ヒート。昼前に降った雨があり、レインタイヤでの出走。その中で橋詰が後方から積極的に追い上げ、最終的に9位フィニッシュ。初めての鈴鹿レースでシングルフィニッシュを果たした。吉武も橋詰に遅れまいと攻める。苦手な雨のレースながらトップ10まであと一歩の11位でフィニッシュした。
X30クラスは23台が出走。今年の鈴鹿はこのクラスが盛り上がりを見せる。公式予選は織田祥平(FA-KART)が6位とまずまずの滑り出し。高瀬啓太(TONYKART)が10位、橋詰拓馬(CRG)が17位、葛西佑紀(CRG)が19位。予選ヒートはスタート直後の1コーナーでアクシデント。橋詰、葛西が巻き込まれレースを終える。抜群のスタートで4位に上がった織田であったが、スリッピーな路面に苦戦し順位変動が激しい。最終的にポジションを失って10位となった。高瀬も17位と順位を落とすこととなった。決勝、路面はウェット状態。しかし、雨は上がっており状況は回復傾向。数台がレインタイヤで出走。その中に高瀬も含まれている。10位スタートの織田は、今回は無事オープニングラップを終える。バトルの間に集団に引き離されたが、レース中盤から追いつく。しかし、ペースがなかなか安定せず順位を上げられない。高瀬はギャンブルが外れ、最終的にリタイヤとなった。そして織田は8位でフィニッシュ。橋詰が12位、葛西は17位で完走を果たした。
SFCクラスは17台の出走。公式予選はドライ。トップタイムをマークしたのは白川孝広(KOSMIC)。野田卓司(FA-KART)はチェッカー直前までトップだったが2位。岡本孝之(CRG)が3位とHKCの1-2-3を達成。王者、清水寿昭(FA-KART)は時間を勘違いし6位。予選ヒート、路面はドライ。しかし、雨が落ちてきた。タイヤ選択を悩む中、HKCの4名はドライタイヤを選択。しかし、スタート直後雨が強まり、レインタイヤ勢が優勢になる。スタートでトップにたった清水もすぐにオーバーテイクされる。レインタイヤ勢は5名であったが、そのうちの2名はトラブルによりリタイヤしたため、被害は少なかった。清水が5位、野田が6位、岡本が7位、白川が11位。決勝、またしてもスタート直前に雨。路面はどちらともいえない。白川はレインを選択。清水、野田、岡本はドライを選択。半分以上の選手がレインタイヤ。ドライで出走したドライバーの中にはフォーメーションラップでピットインしレインにタイヤ交換。ピットスタートを選択する。そのままスタート。オープニングラップからレインタイヤ勢が速い。清水はスピンも喫し最後尾へ。野田、岡本も苦しい。白川は順位を上げる。レース序盤、雨が上がる。徐々にドライタイヤのほうが速くなる。ドライタイヤをうまく乗りこなした選手が猛烈な勢いでトップ浮上。レインタイヤ勢はタイムが伸び悩む中、一時20秒以上離された清水、野田、岡本が追い上げる。レインタイヤながらタイムの良い白川は3位浮上。最終的に白川は3位表彰台獲得。4位清水、5位岡本、6位野田となった。これまでにない無茶苦茶なレースであった。
RMCクラスは34台。公式予選は酒井翔大朗(FA-KART)が30位出遅れる。中西智紀(FA-KART)はトラブルにより出走できなかった。続く予選ヒートはウェット路面でのレースとなった。酒井はこの状況でまずまずの展開を見せ、18位と大幅に順位を上げて終えることとなる。中西はトラブルを解消し完走。決勝ヒートはドライ路面。天気に翻弄されたこの日の最後のレース。スタートから積極的に上位を目指す酒井であったが、バトル中スピンを喫してしまいポジションダウン。最終的に25位でレースを終えた。中西もバトルを展開し、28位フィニッシュで完走した。
次回鈴鹿選手権は4月29日に開催される。
ハラダカートクラブからは12名のドライバーが参戦。晴れ予報だった日曜日は、途中雨が降ってきたこともあり、混乱した難しいレースになった。
YAMAHA-SSクラスは22台が出走。公式予選で吉武具史(FA-KART)が15位、橋詰龍二(FA-KART)が16位。予選ヒートは吉武がアクシデントに巻き込まれ18位と順位を落とす。橋詰は追い上げていたが、レース後、スタートの違反があり失格処分となった。決勝ヒート。昼前に降った雨があり、レインタイヤでの出走。その中で橋詰が後方から積極的に追い上げ、最終的に9位フィニッシュ。初めての鈴鹿レースでシングルフィニッシュを果たした。吉武も橋詰に遅れまいと攻める。苦手な雨のレースながらトップ10まであと一歩の11位でフィニッシュした。
X30クラスは23台が出走。今年の鈴鹿はこのクラスが盛り上がりを見せる。公式予選は織田祥平(FA-KART)が6位とまずまずの滑り出し。高瀬啓太(TONYKART)が10位、橋詰拓馬(CRG)が17位、葛西佑紀(CRG)が19位。予選ヒートはスタート直後の1コーナーでアクシデント。橋詰、葛西が巻き込まれレースを終える。抜群のスタートで4位に上がった織田であったが、スリッピーな路面に苦戦し順位変動が激しい。最終的にポジションを失って10位となった。高瀬も17位と順位を落とすこととなった。決勝、路面はウェット状態。しかし、雨は上がっており状況は回復傾向。数台がレインタイヤで出走。その中に高瀬も含まれている。10位スタートの織田は、今回は無事オープニングラップを終える。バトルの間に集団に引き離されたが、レース中盤から追いつく。しかし、ペースがなかなか安定せず順位を上げられない。高瀬はギャンブルが外れ、最終的にリタイヤとなった。そして織田は8位でフィニッシュ。橋詰が12位、葛西は17位で完走を果たした。
SFCクラスは17台の出走。公式予選はドライ。トップタイムをマークしたのは白川孝広(KOSMIC)。野田卓司(FA-KART)はチェッカー直前までトップだったが2位。岡本孝之(CRG)が3位とHKCの1-2-3を達成。王者、清水寿昭(FA-KART)は時間を勘違いし6位。予選ヒート、路面はドライ。しかし、雨が落ちてきた。タイヤ選択を悩む中、HKCの4名はドライタイヤを選択。しかし、スタート直後雨が強まり、レインタイヤ勢が優勢になる。スタートでトップにたった清水もすぐにオーバーテイクされる。レインタイヤ勢は5名であったが、そのうちの2名はトラブルによりリタイヤしたため、被害は少なかった。清水が5位、野田が6位、岡本が7位、白川が11位。決勝、またしてもスタート直前に雨。路面はどちらともいえない。白川はレインを選択。清水、野田、岡本はドライを選択。半分以上の選手がレインタイヤ。ドライで出走したドライバーの中にはフォーメーションラップでピットインしレインにタイヤ交換。ピットスタートを選択する。そのままスタート。オープニングラップからレインタイヤ勢が速い。清水はスピンも喫し最後尾へ。野田、岡本も苦しい。白川は順位を上げる。レース序盤、雨が上がる。徐々にドライタイヤのほうが速くなる。ドライタイヤをうまく乗りこなした選手が猛烈な勢いでトップ浮上。レインタイヤ勢はタイムが伸び悩む中、一時20秒以上離された清水、野田、岡本が追い上げる。レインタイヤながらタイムの良い白川は3位浮上。最終的に白川は3位表彰台獲得。4位清水、5位岡本、6位野田となった。これまでにない無茶苦茶なレースであった。
RMCクラスは34台。公式予選は酒井翔大朗(FA-KART)が30位出遅れる。中西智紀(FA-KART)はトラブルにより出走できなかった。続く予選ヒートはウェット路面でのレースとなった。酒井はこの状況でまずまずの展開を見せ、18位と大幅に順位を上げて終えることとなる。中西はトラブルを解消し完走。決勝ヒートはドライ路面。天気に翻弄されたこの日の最後のレース。スタートから積極的に上位を目指す酒井であったが、バトル中スピンを喫してしまいポジションダウン。最終的に25位でレースを終えた。中西もバトルを展開し、28位フィニッシュで完走した。
次回鈴鹿選手権は4月29日に開催される。
2012年3月17日土曜日
全日本選手権 もてぎ大会 エントリーリスト
全日本選手権KF1/KF2 Round1、東地域第1戦のエントリーリストが発表されました。
参加台数減少が危ぶまれていたKF1クラスですが、29台のエントリーを集め、昨年より1台増えた。シングルゼッケンは3名。新規参戦が多く、激戦が予想される。KF1になり、エンジン規定はKF2仕様になった。各チューナーもKF2仕様のエンジンをどこまでパワーアップできるか新たな挑戦となる。FA-KART勢はFA-KART RTの佐伯新、藤江龍弥に加えて、MASUDA SPEEDから朝日ターボが参戦する。
もうひとつの注目はFP-Jr.クラス。2011年FP-Jr.CADETチャンピオン古関風眞(ガレージスマイル/レーヴRT)がステップアップ。シャーシはもちろんFA-KARTを使用。新東京でローカルレースで、SSクラス初参戦ながら2戦2勝。かなりの期待が持てる。西地区の稲寄速人ととにFA-KART旋風を起こしてくれそう。また、同クラスには坂入悠斗(YRHKS)がFA-KARTを登録している。
その他KF2が16台、全日本FS-125が19台、地方FS-125が14台、地方FP-3が5台、FP-Jr.が19台、FP-Jr.CADETが9台で総勢111台とかなり賑わう。全日本タイトルを目指す戦いがまた開幕する。
エントリーリスト ⇒http://www.tonykart.jp/product/img_n/pic_507_01.pdf
(TONYKART JAPAN様より)
参加台数減少が危ぶまれていたKF1クラスですが、29台のエントリーを集め、昨年より1台増えた。シングルゼッケンは3名。新規参戦が多く、激戦が予想される。KF1になり、エンジン規定はKF2仕様になった。各チューナーもKF2仕様のエンジンをどこまでパワーアップできるか新たな挑戦となる。FA-KART勢はFA-KART RTの佐伯新、藤江龍弥に加えて、MASUDA SPEEDから朝日ターボが参戦する。
もうひとつの注目はFP-Jr.クラス。2011年FP-Jr.CADETチャンピオン古関風眞(ガレージスマイル/レーヴRT)がステップアップ。シャーシはもちろんFA-KARTを使用。新東京でローカルレースで、SSクラス初参戦ながら2戦2勝。かなりの期待が持てる。西地区の稲寄速人ととにFA-KART旋風を起こしてくれそう。また、同クラスには坂入悠斗(YRHKS)がFA-KARTを登録している。
その他KF2が16台、全日本FS-125が19台、地方FS-125が14台、地方FP-3が5台、FP-Jr.が19台、FP-Jr.CADETが9台で総勢111台とかなり賑わう。全日本タイトルを目指す戦いがまた開幕する。
エントリーリスト ⇒http://www.tonykart.jp/product/img_n/pic_507_01.pdf
(TONYKART JAPAN様より)
FA-KART RACING TEAM 新規ドライバー参戦
3月25日に開幕する全日本選手権KF1クラスに、佐伯新のチームメイトが決定しました。
2010年、2011年DUNLOP開発ドライバーとしてSuperKFクラスに参戦していた藤江龍弥が参戦します。
急遽決定したにもかかわらず、テスト走行では素晴らしいタイムを記録。佐伯とは初日から綿密なコミュニケーションをとっており、両ドライバーが切磋琢磨すればさらにレベルの向上に繋がるでしょう。
チームとしても2名体制になったことで、エンジンの開発、シャーシセットアップの迅速さが向上し、レースウィークではさらに期待が持てます。
悲願のタイトルを目指すFA-KART RACING TEAMにご注目ください。
チームマネージャー原田稔一
「藤江が新たに加入したことで、チームの総合力がアップしたのは間違いないでしょう。藤江の経験は佐伯のレベルアップにも大きく影響し、双方のドライバーがいい意味でのライバルとなるでしょう。3月25日の開幕戦が待ち遠しいです。」
2010年、2011年DUNLOP開発ドライバーとしてSuperKFクラスに参戦していた藤江龍弥が参戦します。
急遽決定したにもかかわらず、テスト走行では素晴らしいタイムを記録。佐伯とは初日から綿密なコミュニケーションをとっており、両ドライバーが切磋琢磨すればさらにレベルの向上に繋がるでしょう。
チームとしても2名体制になったことで、エンジンの開発、シャーシセットアップの迅速さが向上し、レースウィークではさらに期待が持てます。
悲願のタイトルを目指すFA-KART RACING TEAMにご注目ください。
チームマネージャー原田稔一
「藤江が新たに加入したことで、チームの総合力がアップしたのは間違いないでしょう。藤江の経験は佐伯のレベルアップにも大きく影響し、双方のドライバーがいい意味でのライバルとなるでしょう。3月25日の開幕戦が待ち遠しいです。」
2012年3月12日月曜日
全日本選手権(西)第1戦 つま恋カートコース
全日本選手権は3月11日、静岡県・つま恋カートコースで開幕した。
この日は東日本大震災のちょうど1年となる日で、ドライバーズミーティングの際に1分間の黙祷が行われた。
ハラダカートクラブからは稲寄速人(FA-KART)が出場。
ニューシャーシを投入した稲寄であったが、前週、前日と天気に恵まれず、ドライでの走行ができず、セットアップは0の状態であった。朝はまだ雨が路面に残っており、公式練習中に乾いていく状況であった。公式練習は3周走ってピットイン。路面状況からあまり走っても参考にならないため、あと1周タイムアタックして終了することに。その1周を終えた時点では2位であった。
2グループに分かれて行われた公式予選。グリーンと同時に出走し、タイミングを見計らってアタックを開始する。5周目あたりからどんどんベストを更新し、一時は2位。しかし、最後に抜かれて3位であった。タイムは34.224、トップからはわずか0.07秒差。続くBグループはトップの選手でも稲寄のタイムを上まわれなったため、総合でも3位となった。
予選ヒート、周回数は21周。3位スタートの利点を生かし、1コーナーで2位に浮上。しかし、後半寄りにしすぎたセットが裏目に出て、序盤はタイヤが温まらず苦しい展開。3位にドロップし、さらに4位に落ちた。徐々にタイヤがグリップしてきた矢先、前方の選手がミスし、スローになったところを避けようとスピン。順位を最後尾まで落としてしまう。痛恨のスピンであったが、稲寄はトップとそん色ないラップタイムで追撃。数台をパスし15位でフィニッシュ。決勝に向けて有利のイン側をキープ。さらにベストタイムは全体の3番手であった。
決勝ヒート、周回数は予選と同じく21周。スタートで少し出遅れるものの、1周目の混乱をうまく切り抜け12位でオープニングラップを終える。上位を目指し、懸命に追い上げを図るが、前方で失速するカートが多く展開が悪い。さらにオーバーテイクの少しのミスもあり、集団を抜け11位に上がったときは、次の集団から離されていた。しかし、スピードのある稲寄はすぐに追いつく。ここからはまたバトルを開始。4台をパスし7位浮上。6位の選手は1秒程度離れている。勢いそのままに追撃するが、すぐ後ろまで追いついたところでチェッカー。最終的に7位であった。
TT3位だったのと、レースラップがよかった(決勝も全体の3位)ことを考えれば悔しい結果になった。しかし、昨年よりも大きく成長したことで、十分優勝争いすることを証明できたと言えよう。次回は昨年6位に入賞した琵琶湖スポーツランドで4月8日に開催される。
リザルト ⇒http://www.kart.jp/results/tihouw1-fpjr/
この日は東日本大震災のちょうど1年となる日で、ドライバーズミーティングの際に1分間の黙祷が行われた。
ハラダカートクラブからは稲寄速人(FA-KART)が出場。
ニューシャーシを投入した稲寄であったが、前週、前日と天気に恵まれず、ドライでの走行ができず、セットアップは0の状態であった。朝はまだ雨が路面に残っており、公式練習中に乾いていく状況であった。公式練習は3周走ってピットイン。路面状況からあまり走っても参考にならないため、あと1周タイムアタックして終了することに。その1周を終えた時点では2位であった。
2グループに分かれて行われた公式予選。グリーンと同時に出走し、タイミングを見計らってアタックを開始する。5周目あたりからどんどんベストを更新し、一時は2位。しかし、最後に抜かれて3位であった。タイムは34.224、トップからはわずか0.07秒差。続くBグループはトップの選手でも稲寄のタイムを上まわれなったため、総合でも3位となった。
予選ヒート、周回数は21周。3位スタートの利点を生かし、1コーナーで2位に浮上。しかし、後半寄りにしすぎたセットが裏目に出て、序盤はタイヤが温まらず苦しい展開。3位にドロップし、さらに4位に落ちた。徐々にタイヤがグリップしてきた矢先、前方の選手がミスし、スローになったところを避けようとスピン。順位を最後尾まで落としてしまう。痛恨のスピンであったが、稲寄はトップとそん色ないラップタイムで追撃。数台をパスし15位でフィニッシュ。決勝に向けて有利のイン側をキープ。さらにベストタイムは全体の3番手であった。
決勝ヒート、周回数は予選と同じく21周。スタートで少し出遅れるものの、1周目の混乱をうまく切り抜け12位でオープニングラップを終える。上位を目指し、懸命に追い上げを図るが、前方で失速するカートが多く展開が悪い。さらにオーバーテイクの少しのミスもあり、集団を抜け11位に上がったときは、次の集団から離されていた。しかし、スピードのある稲寄はすぐに追いつく。ここからはまたバトルを開始。4台をパスし7位浮上。6位の選手は1秒程度離れている。勢いそのままに追撃するが、すぐ後ろまで追いついたところでチェッカー。最終的に7位であった。
TT3位だったのと、レースラップがよかった(決勝も全体の3位)ことを考えれば悔しい結果になった。しかし、昨年よりも大きく成長したことで、十分優勝争いすることを証明できたと言えよう。次回は昨年6位に入賞した琵琶湖スポーツランドで4月8日に開催される。
リザルト ⇒http://www.kart.jp/results/tihouw1-fpjr/
2012年3月8日木曜日
FA-KART RACING TEAM ドライバー決定
FA-KART RACING TEAMは、2012年全日本選手権KF1クラスに佐伯新を起用し参戦することを発表します。
佐伯新は2011年全日本選手権KF2クラス、CIK-FIAアジアパシフィック選手権KF2のダブルタイトルを獲得。非常に優秀なドライバーが加入したことは、チームにとって大きな期待とプレッシャーが感じられます。チームにとってのKF1クラスの初優勝、チャンピオンを目指して、ドライバーとともに戦っていきます。
チーム体制は継続で、シャーシはもちろんFA-KART。エンジンは熟成を重ねたVORTEX。開幕戦前には大幅なアップデートも予定しています。タイヤはブリヂストン。オイルはWAKOS、ブレーキパッドはPMU、スパークプラグはNGKを使用。このパッケージで戦えることは、昨年11月、強豪が集まった世界選手権の公式予選で0.143秒差の7位に入ったことが証明しています。
先のタイヤテストでは佐伯自身がソフトコンパウンドのタイヤに慣れることが目的だったため、ラップタイムは普通であったが、この経験からタイヤの使い方を学び、レースで強い佐伯新を見せてくれるであろう。
FA-KART RACING TEAM 2012
チーム代表・エンジニア:原田正則
チームマネージャー・ディレクター:原田稔一
ドライバー:佐伯新
メカニック:菊田貞一郎(佐伯担当)
チームスタッフ:仁科真一
佐伯新は2011年全日本選手権KF2クラス、CIK-FIAアジアパシフィック選手権KF2のダブルタイトルを獲得。非常に優秀なドライバーが加入したことは、チームにとって大きな期待とプレッシャーが感じられます。チームにとってのKF1クラスの初優勝、チャンピオンを目指して、ドライバーとともに戦っていきます。
チーム体制は継続で、シャーシはもちろんFA-KART。エンジンは熟成を重ねたVORTEX。開幕戦前には大幅なアップデートも予定しています。タイヤはブリヂストン。オイルはWAKOS、ブレーキパッドはPMU、スパークプラグはNGKを使用。このパッケージで戦えることは、昨年11月、強豪が集まった世界選手権の公式予選で0.143秒差の7位に入ったことが証明しています。
先のタイヤテストでは佐伯自身がソフトコンパウンドのタイヤに慣れることが目的だったため、ラップタイムは普通であったが、この経験からタイヤの使い方を学び、レースで強い佐伯新を見せてくれるであろう。
FA-KART RACING TEAM 2012
チーム代表・エンジニア:原田正則
チームマネージャー・ディレクター:原田稔一
ドライバー:佐伯新
メカニック:菊田貞一郎(佐伯担当)
チームスタッフ:仁科真一
鈴鹿選手権第2戦 エントリーリスト
3月18日に開催される鈴鹿選手権シリーズ第2戦のハラダカートクラブからのエントリーリスト。
SFCクラス
清水寿昭(FA-KART/YAMAHA/DL)
白川孝広(KOSMIC/YAMAHA/DL)
野田卓司(FA-KART/YAMAHA/DL)
岡本孝之(CRG/YAMAHA/DL)
⇒王者・清水は開幕戦で優勝。ルーキー岡本も2位に入り、HKCは開幕戦から1-2フィニッシュ。白川、野田が調子を上げれば1-2-3-4も夢じゃありません。
RMCクラス
中西智紀(FA-KART/ROTAX/MOJO)
酒井翔大朗(FA-KART/ROTAX/MOJO)
⇒諸事情で開幕戦を緊急キャンセルした中西は今回が実質の開幕戦。酒井は前回アクシデントなどで不本意なレースだっただけに巻き返しを狙う。
X30クラス
高瀬啓太(TONYKART/IAME/DL)
葛西佑紀(CRG/IAME/DL)
織田祥平(FA-KART/IAME/DL)
橋詰拓馬(CRG/IAME/DL)
⇒開幕戦で上位につけた織田は、はっきりと見えた表彰台を狙う。しり上がりに調子の上がってきた高瀬も期待がかかる。今年初参戦の葛西、X30レースデビューの橋詰とともに4名がレースに挑む。
YAMAHA SSクラス
橋詰龍二(FA-KART/YAMAHA/BS)
吉武具史(FA-KART/YAMAHA/BS)
⇒鈴鹿デビュー戦の橋詰は激戦の鈴鹿でどこまで戦えるか? 吉武も久々の鈴鹿で上位を狙う。
SFCクラス
清水寿昭(FA-KART/YAMAHA/DL)
白川孝広(KOSMIC/YAMAHA/DL)
野田卓司(FA-KART/YAMAHA/DL)
岡本孝之(CRG/YAMAHA/DL)
⇒王者・清水は開幕戦で優勝。ルーキー岡本も2位に入り、HKCは開幕戦から1-2フィニッシュ。白川、野田が調子を上げれば1-2-3-4も夢じゃありません。
RMCクラス
中西智紀(FA-KART/ROTAX/MOJO)
酒井翔大朗(FA-KART/ROTAX/MOJO)
⇒諸事情で開幕戦を緊急キャンセルした中西は今回が実質の開幕戦。酒井は前回アクシデントなどで不本意なレースだっただけに巻き返しを狙う。
X30クラス
高瀬啓太(TONYKART/IAME/DL)
葛西佑紀(CRG/IAME/DL)
織田祥平(FA-KART/IAME/DL)
橋詰拓馬(CRG/IAME/DL)
⇒開幕戦で上位につけた織田は、はっきりと見えた表彰台を狙う。しり上がりに調子の上がってきた高瀬も期待がかかる。今年初参戦の葛西、X30レースデビューの橋詰とともに4名がレースに挑む。
YAMAHA SSクラス
橋詰龍二(FA-KART/YAMAHA/BS)
吉武具史(FA-KART/YAMAHA/BS)
⇒鈴鹿デビュー戦の橋詰は激戦の鈴鹿でどこまで戦えるか? 吉武も久々の鈴鹿で上位を狙う。
全日本選手権(西)第1戦 つま恋カートコース
2012全日本選手権は、今週末の10~11日の日程で、静岡県・つま恋カートコースで開幕します。
今年はFS125の地方選手権も成立し、全クラスが予定通り行われます。
ハラダカートクラブからはFP-Jr.クラスに稲寄速人(FA-KART)が出場します。
稲寄は全日本フル参戦2年目。今年の4月で中学3年生になるため最後のジュニア選手権となります。つま恋は走行経験がなかったのだが、今年に入りSLレースにも参戦し、コース攻略を目指しています。その成果もあってか、練習では常に上位タイムを記録し、レースへの期待が持てます。もう少し詰めれば十分上位で争うことができるでしょう。
シャーシはFA-KARTにスイッチしました。シェイクダウンからいい動きを見せています。しかし、最近のテストでは天気に恵まれず、今週の土曜日も予報は雨。日曜日は晴れ予報なので、シャーシのセットアップ面では少し不安が残ります。そのあたりはチームの経験を生かしてしっかりサポートしたいと思います。
各クラスのエントリーリスト ⇒http://www.tonykart.jp/product/img_n/pic_504_01.pdf
今年はFS125の地方選手権も成立し、全クラスが予定通り行われます。
ハラダカートクラブからはFP-Jr.クラスに稲寄速人(FA-KART)が出場します。
稲寄は全日本フル参戦2年目。今年の4月で中学3年生になるため最後のジュニア選手権となります。つま恋は走行経験がなかったのだが、今年に入りSLレースにも参戦し、コース攻略を目指しています。その成果もあってか、練習では常に上位タイムを記録し、レースへの期待が持てます。もう少し詰めれば十分上位で争うことができるでしょう。
シャーシはFA-KARTにスイッチしました。シェイクダウンからいい動きを見せています。しかし、最近のテストでは天気に恵まれず、今週の土曜日も予報は雨。日曜日は晴れ予報なので、シャーシのセットアップ面では少し不安が残ります。そのあたりはチームの経験を生かしてしっかりサポートしたいと思います。
各クラスのエントリーリスト ⇒http://www.tonykart.jp/product/img_n/pic_504_01.pdf
2012年3月6日火曜日
SLレインボーカップシリーズ 第1戦
3月4日、レインボーシリーズの第1戦が行われた。
ハラダカートクラブからは2名のドライバーが出場。
YAMAHA TRYカデットクラスは3年目の真弓陽。真弓はTTをトップからコンマ5秒差の4位で終えると、続く予選ヒートでも4位をキープした。決勝ではウェットとなったが、これまでの経験を生かし見事3位表彰台を獲得した。
YAMAHA TIAジュニアクラスは村松伸一が出場。
前日練習ができなかった村松であったが、ドライのTTで5位。続く予選ヒートは雨が降り出し、レインスリックの難しい状況だったものの3位とポジションアップ。決勝では少しセットを外し、難しい状況であったため4位フィニッシュとなった。
次回レインボーシリーズ第2戦は4月1日に開催される。
ハラダカートクラブからは2名のドライバーが出場。
YAMAHA TRYカデットクラスは3年目の真弓陽。真弓はTTをトップからコンマ5秒差の4位で終えると、続く予選ヒートでも4位をキープした。決勝ではウェットとなったが、これまでの経験を生かし見事3位表彰台を獲得した。
YAMAHA TIAジュニアクラスは村松伸一が出場。
前日練習ができなかった村松であったが、ドライのTTで5位。続く予選ヒートは雨が降り出し、レインスリックの難しい状況だったものの3位とポジションアップ。決勝では少しセットを外し、難しい状況であったため4位フィニッシュとなった。
次回レインボーシリーズ第2戦は4月1日に開催される。
2012年3月3日土曜日
2012年3月2日金曜日
鈴鹿選手権シリーズ 第1戦 レポート
2012鈴鹿選手権シリーズがいよいよ開幕した。
ハラダカートクラブからは16名のドライバーがエントリー。
Suzuka-Mastersクラス
2011年ランキング3位の飯山知一が出場。練習から好調をキープしており、初優勝への期待がかかる。公式予選を3位で通過すると、予選ヒートで2位にポジションアップ。フロントローから優勝を狙う。しかし、スタートでこうほうの選手に先行を許してしまう。すぐさま2位へ復帰した飯山であったが、今回のトップの選手は終始強く、ファステストラップを刻む飯山を寄せ付けない。結局、飯山は2位でフィニッシュ。惜しくも優勝は逃したものの、シーズンを考えればいい結果であった。
飯山知一(INTREPID/ROTAX/YH) TT3位/予選2位/決勝2位(FL獲得)
YAMAHA SuperSSクラス
30歳以上のSuperSSクラスに水谷圭児が初挑戦。なかなか練習時間の作れなかった水谷だったが、公式予選で4位を獲得。予選ヒートも上位を狙ってバトルしていたが、レース中盤で接触。後方にドロップし、18位となった。決勝は18位スタート。スタートから積極的に攻めた水谷は最終的に5位フィニッシュ。久々の入賞を果たした。
水谷圭児(FA-KART/YAMAHA/BS) TT4位/予選18位/決勝5位
Parilla X30クラス
27台のエントリーを集めたParilla X30クラス。初参戦の織田祥平が公式予選4位と上位につける。継続参戦の高瀬啓太は14位と出遅れる。織田は予選ヒートのスタートで2位にポジションアップ。しかし、冷えたタイヤに手を焼いてしまい、徐々に後退。落ち着いた先は6位であった。高瀬は中盤で多くのバトルを繰り返し、スタート順位から1つポジションアップの13位で決勝に挑む。決勝ヒート、スタート直後の2コーナーで織田がアクシデントに巻き込まれる。隊列に復帰したものの、マシンにダメージを負ってしまい、ペースが上がらず1周遅れの20位でフィニッシュするのがやっとであった。高瀬は決勝セットが決まり中盤からペースアップ。残り2周、5~6位集団に追いつくが、オーバーテイクの際に痛恨のコースアウト。順位は落とさなかったものの、そのまま7位フィニッシュであった。
高瀬啓太(TONYKART/IAME/DL) TT14位/予選13位/決勝7位
織田祥平(FA-KART/IAME/DL) TT4位/予選6位/決勝20位
PRD Avantiクラス
6名のハラダカートクラブ員が出場したAvantiクラス。3年目の加藤雄祐は公式予選で5位につける。初参戦の川北浩之が10位。しかし、川北はタイムアタック中にエンジントラブルに見舞われていた。予選ヒート、5位スタートの加藤はすぐ2位にポジションアップ。トップの選手に追いつき、ラスト3周はアタックを仕掛ける。しかし、相手も隙を見せず2位でフィニッシュ。川北はキャブのトラブルでペースが上がらなかったが、9位でフィニッシュ。浅野秀彦は13位、武内広明が14位、松浦優一が15位、平野達矢が16位。決勝ヒートスタート。加藤は抜群のダッシュでトップに躍り出る。一方川北はキャブの調整ニードルが勝手に動いてしまい、1コーナーでスピン。最後方までドロップしてしまう。トップに出た加藤であったが、序盤に逆転され2位にドロップ。しかし、3位との差は大きく、テールトゥノーズでトップの選手を追走する。いつでもいける距離の加藤。しかし、相手もうまいレース運びで隙を一切見せない。ファイナルラップ、3コーナーで最も近づくがオーバーテイクには至らずそのままフィニッシュ。加藤にとって初表彰台は嬉しいが、目の前に優勝があったため、悔しさが残った。
加藤雄祐(TONYKART/PRD/BS) TT5位/予選2位/決勝2位(FL獲得)
川北浩之(FA-KART/PRD/BS) TT10位/予選9位/決勝12位
松浦優一(CRG/PRD/BS) TT11位/予選15位/決勝13位
平野達矢(FA-KART/PRD/BS) TT26位/予選16位/決勝15位
武内広明(FA-KART/PRD/BS) TT18位/予選14位/決勝20位
浅野秀彦(FA-KART/PRD/BS) TT20位/予選13位/決勝DNF
SFCクラス
4年連続チャンピオンの王者・清水寿昭を筆頭に4名のドライバーが出場。公式予選、ニューシャーシを投入した清水は1人48秒台に叩き込み貫禄のトップタイム。同じくニューシャーシ投入の野田卓司が5位。SFCに5年ぶりに復帰した岡本孝之は9位。白川孝広はトラブルにより計測できず最下位に終わる。予選ヒートは清水が序盤から後続を引き離す展開。野田はペースがいまいち上がらず集団に埋もれてしまう。代わりに岡本が追い上げ4位。白川は最後の最後に野田をパスし7位まで追い上げる。野田は8位となった。決勝ヒートも清水がPPからダッシュ。セーフティマージンを見ながらレースをコントロールする。岡本は好調でレース中盤過ぎに2位にポジションアップ。白川も少しずつ順位を上げていく。野田はまたしてもペース不足で後退してしまう。2位に上がった岡本はトップ清水よりもいいペースで追い上げる。しかし、清水はそれに屈せずトップチェッカー。2012年のファーストレースをパーフェクトウィンで飾った。2位は岡本、HKCの1-2フィニッシュ。白川は5位、野田は10位となった。
清水寿昭(FA-KART/YAMAHA/DL) TT1位/予選1位/決勝1位
岡本孝之(CRG/YAMAHA/DL) TT9位/予選4位/決勝2位(FL獲得)
白川孝広(KOSMIC/YAMAHA/DL) TT17位/予選7位/決勝5位
野田卓司(FA-KART/YAMAHA/DL) TT5位/予選8位/決勝10位
RMCクラス
高校生ドライバー酒井翔大朗が初参戦。中西智紀は諸事情により今回のレースをキャンセルした。2グループに分かれた公式予選、Bグループの酒井はキャブセットが決まらず14位と出遅れる。予選ヒートは若干持ち直し2ポジションアップの12位でフィニッシュ。MAXの気難しいキャブをセットして決勝へ。フルグリッドのRMCクラスあちこちでアクシデントが発生。その中で最終コーナーで起こったアクシデントに酒井が巻き込まれる。なんとかレースには復帰したものの、後方になり、さらにエンジンも不調に陥り24位でフィニッシュするのがやっとであった。
酒井翔大朗(FA-KART/ROTAX/MOJO) TT14位(B)/予選12位(B)/決勝24位
次回鈴鹿選手権第2戦は3月18日に開催される。
ハラダカートクラブからは16名のドライバーがエントリー。
Suzuka-Mastersクラス
2011年ランキング3位の飯山知一が出場。練習から好調をキープしており、初優勝への期待がかかる。公式予選を3位で通過すると、予選ヒートで2位にポジションアップ。フロントローから優勝を狙う。しかし、スタートでこうほうの選手に先行を許してしまう。すぐさま2位へ復帰した飯山であったが、今回のトップの選手は終始強く、ファステストラップを刻む飯山を寄せ付けない。結局、飯山は2位でフィニッシュ。惜しくも優勝は逃したものの、シーズンを考えればいい結果であった。
飯山知一(INTREPID/ROTAX/YH) TT3位/予選2位/決勝2位(FL獲得)
YAMAHA SuperSSクラス
30歳以上のSuperSSクラスに水谷圭児が初挑戦。なかなか練習時間の作れなかった水谷だったが、公式予選で4位を獲得。予選ヒートも上位を狙ってバトルしていたが、レース中盤で接触。後方にドロップし、18位となった。決勝は18位スタート。スタートから積極的に攻めた水谷は最終的に5位フィニッシュ。久々の入賞を果たした。
水谷圭児(FA-KART/YAMAHA/BS) TT4位/予選18位/決勝5位
Parilla X30クラス
27台のエントリーを集めたParilla X30クラス。初参戦の織田祥平が公式予選4位と上位につける。継続参戦の高瀬啓太は14位と出遅れる。織田は予選ヒートのスタートで2位にポジションアップ。しかし、冷えたタイヤに手を焼いてしまい、徐々に後退。落ち着いた先は6位であった。高瀬は中盤で多くのバトルを繰り返し、スタート順位から1つポジションアップの13位で決勝に挑む。決勝ヒート、スタート直後の2コーナーで織田がアクシデントに巻き込まれる。隊列に復帰したものの、マシンにダメージを負ってしまい、ペースが上がらず1周遅れの20位でフィニッシュするのがやっとであった。高瀬は決勝セットが決まり中盤からペースアップ。残り2周、5~6位集団に追いつくが、オーバーテイクの際に痛恨のコースアウト。順位は落とさなかったものの、そのまま7位フィニッシュであった。
高瀬啓太(TONYKART/IAME/DL) TT14位/予選13位/決勝7位
織田祥平(FA-KART/IAME/DL) TT4位/予選6位/決勝20位
PRD Avantiクラス
6名のハラダカートクラブ員が出場したAvantiクラス。3年目の加藤雄祐は公式予選で5位につける。初参戦の川北浩之が10位。しかし、川北はタイムアタック中にエンジントラブルに見舞われていた。予選ヒート、5位スタートの加藤はすぐ2位にポジションアップ。トップの選手に追いつき、ラスト3周はアタックを仕掛ける。しかし、相手も隙を見せず2位でフィニッシュ。川北はキャブのトラブルでペースが上がらなかったが、9位でフィニッシュ。浅野秀彦は13位、武内広明が14位、松浦優一が15位、平野達矢が16位。決勝ヒートスタート。加藤は抜群のダッシュでトップに躍り出る。一方川北はキャブの調整ニードルが勝手に動いてしまい、1コーナーでスピン。最後方までドロップしてしまう。トップに出た加藤であったが、序盤に逆転され2位にドロップ。しかし、3位との差は大きく、テールトゥノーズでトップの選手を追走する。いつでもいける距離の加藤。しかし、相手もうまいレース運びで隙を一切見せない。ファイナルラップ、3コーナーで最も近づくがオーバーテイクには至らずそのままフィニッシュ。加藤にとって初表彰台は嬉しいが、目の前に優勝があったため、悔しさが残った。
加藤雄祐(TONYKART/PRD/BS) TT5位/予選2位/決勝2位(FL獲得)
川北浩之(FA-KART/PRD/BS) TT10位/予選9位/決勝12位
松浦優一(CRG/PRD/BS) TT11位/予選15位/決勝13位
平野達矢(FA-KART/PRD/BS) TT26位/予選16位/決勝15位
武内広明(FA-KART/PRD/BS) TT18位/予選14位/決勝20位
浅野秀彦(FA-KART/PRD/BS) TT20位/予選13位/決勝DNF
SFCクラス
4年連続チャンピオンの王者・清水寿昭を筆頭に4名のドライバーが出場。公式予選、ニューシャーシを投入した清水は1人48秒台に叩き込み貫禄のトップタイム。同じくニューシャーシ投入の野田卓司が5位。SFCに5年ぶりに復帰した岡本孝之は9位。白川孝広はトラブルにより計測できず最下位に終わる。予選ヒートは清水が序盤から後続を引き離す展開。野田はペースがいまいち上がらず集団に埋もれてしまう。代わりに岡本が追い上げ4位。白川は最後の最後に野田をパスし7位まで追い上げる。野田は8位となった。決勝ヒートも清水がPPからダッシュ。セーフティマージンを見ながらレースをコントロールする。岡本は好調でレース中盤過ぎに2位にポジションアップ。白川も少しずつ順位を上げていく。野田はまたしてもペース不足で後退してしまう。2位に上がった岡本はトップ清水よりもいいペースで追い上げる。しかし、清水はそれに屈せずトップチェッカー。2012年のファーストレースをパーフェクトウィンで飾った。2位は岡本、HKCの1-2フィニッシュ。白川は5位、野田は10位となった。
清水寿昭(FA-KART/YAMAHA/DL) TT1位/予選1位/決勝1位
岡本孝之(CRG/YAMAHA/DL) TT9位/予選4位/決勝2位(FL獲得)
白川孝広(KOSMIC/YAMAHA/DL) TT17位/予選7位/決勝5位
野田卓司(FA-KART/YAMAHA/DL) TT5位/予選8位/決勝10位
RMCクラス
高校生ドライバー酒井翔大朗が初参戦。中西智紀は諸事情により今回のレースをキャンセルした。2グループに分かれた公式予選、Bグループの酒井はキャブセットが決まらず14位と出遅れる。予選ヒートは若干持ち直し2ポジションアップの12位でフィニッシュ。MAXの気難しいキャブをセットして決勝へ。フルグリッドのRMCクラスあちこちでアクシデントが発生。その中で最終コーナーで起こったアクシデントに酒井が巻き込まれる。なんとかレースには復帰したものの、後方になり、さらにエンジンも不調に陥り24位でフィニッシュするのがやっとであった。
酒井翔大朗(FA-KART/ROTAX/MOJO) TT14位(B)/予選12位(B)/決勝24位
次回鈴鹿選手権第2戦は3月18日に開催される。
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