2011年5月18日水曜日

2011 SL中日本シリーズ Round3 YAMAHA-SSクラス

2011SL中日本シリーズRound3のYAMAHA-SSクラスは今期最多の15名のドライバーによって行われた。

タイムトライアルでトップタイムをマークしたのは、ここまで4戦3勝の奥田史憲(トレンタクワトロ鈴鹿/ARROW)。2番手には3戦連続でTTフロントローとなる辻元拓馬(ハラダカートクラブ/FA-KART)。以下、橋詰拓馬(ハラダカートクラブ/CRG)、稲寄速人(ハラダカートクラブ/INTREPID)とHKCジュニア勢が2-3-4を占めた。
予選ヒート、トップ奥田は無難なスタートでトップをキープする。2番手には橋詰が浮上。辻元は3番手。以下は稲寄、松本晋吾(NEXT-ONE/TONYKART)、山本政宏(NEXT-ONE/ZANARDI)、織田祥平(ハラダカートクラブ/FA-KART)がバトルする。ファイナルラップ。奥田と橋詰はそのままフィニッシュ。最終コーナーで稲寄が辻元のインへ。クロスラインで辻元が抵抗するが、結局稲寄が先着。奥田は決勝のPPを獲得。

第5戦決勝ヒート。奥田は予選同様、無難なスタートから徐々に後方を引き離す。2番手争いは橋詰、稲寄、辻元、松本、織田。その後ろは清川善文(14マースMS/BIREL)と宮崎知巳(ジャッカルHKC/TONYKART)のベテラン勢が追い上げる。このレースで光ったのは稲寄。一気に2位まで浮上すると松本を従えて奥田を追う。橋詰、辻元に順位変動はない。結局奥田はこのレースも制し4勝目。2位は稲寄、3位松本となった。

第6戦決勝ヒート。奥田は三度好スタートでトップをキープ。2位橋詰、3位稲寄が続く。後方では辻元がドロップダウン。序盤、稲寄が橋詰をオーバーテイク。早い段階で2位に躍り出たと思いきや、すぐさま橋詰が抜き返す。元ジュニア同士の迫力バトル。しかし、稲寄はさらに橋詰を抜き返す。バランスを失った橋詰は松本、織田にも先行を許す。このバトルで楽な展開となった奥田はすでに独走状態。稲寄、松本は接近戦を展開。後方では橋詰が織田をオーバーテイクし4位浮上。織田の後方は清川、宮崎。奥田はチャンピオンシップを有利に進める5勝目を飾る。稲寄は2戦連続2位、松本も2戦連続3位となった。

ランキングは奥田が116Pと2位に大きな差をつける。その2位は松本(66P)、3位橋詰(48P)、4位織田(40P)、5位稲寄(38P)となっている。

0 件のコメント:

コメントを投稿