2014年10月22日水曜日

2014 SL全国大会のエントリーリストが発表

11月15~16日に鈴鹿サーキット南コースで開催されるSL全国大会のエントリーリストが発表になりました。
ハラダカートクラブからは7名のドライバーが受理され、SL日本一を目指します。
 
YAMAHA TIAジュニア
真弓陽(BIREL/YAMAHA/DL)
静谷優佑(BIREL/YAMAHA/DL)
 
YAMAHA SS
辻元拓馬(KOSMIC/YAMAHA/BS)
 
YAMAHA カデットオープン
伊藤琢磨(FA-KART/YAMAHA/YH)
 
YAMAHA SuperSS
水谷圭児(FA-KART/YAMAHA/BS)
松村元晃(FA-KART/YAMAHA/BS)
 
YAMAHA SSレジェンド
小田宗孝(TONYKART/YAMAHA/DL)
 
エントリーリスト

全日本カート選手権 最終戦

全日本カート選手権(KF)Round5・東西統一最終戦は10月24~26日に栃木県・ツインリンクもてぎ北ショートコースで開催されます。FA-KART RACING TEAMからは4名のドライバーが出場。KFクラスには佐伯新・西村拓真の2名。FS125に稲寄速人、FP-Jr.CADETに伊藤琢磨が参加します。
2014シーズン最後の全日本選手権でいい結果を残せるようがんばります。

2014年10月21日火曜日

SL中日本シリーズRound6 レースレポート

2014SL中日本カートミーティングシリーズは、10月19日開催された。

 YAMAHA TIAジュニアクラス

YAMAHA TIAジュニアクラスは今期最多の7台がエントリー。
TTでトップタイムをたたき出したのは静谷優佑(ハラダカートクラブ)。2位には吉村篤(NEXT-ONE)が続く。優佑は予選もトップチェッカーで決勝のPPを獲得。2位にはランキングトップの真弓陽(ハラダカートクラブ)が浮上。
第11戦の決勝ヒート。優佑はスタートダッシュを決めると、そのまま2位以下を引き離していく。2位争いは真弓、吉村、静谷龍亮(ハラダカートクラブ)の3台。優佑は危なげなくトップでチェッカー。今季4勝目。2位は真弓、3位は吉村。
第12戦はスタートで真弓がトップに浮上。PPの優佑は3番手に後退。しかし、優佑はすぐさま吉村をオーバーテイクし2位に浮上。さらにその勢いを保ったまま真弓を抜き去りトップに返り咲く。優佑は今回磐石の走りで連勝。チャンピオン争いに踏みとどまった。真弓はこのレースでも2位に入りランキングトップを守った。


SSチャレンジカップクラス

SSチャレンジカップは14台のエントリー。
TTトップは臼井卓士(トレンタクワトロ鈴鹿/KOSMIC)。2位にはシャーシチェンジした黒谷颯(NEXT-ONE/INTREPID)がつける。予選ヒートは臼井がトップチェッカー。2位黒谷、3位藤田雅也(NEXT-ONE/TONYKART)とTTと同じトップ3。
第11戦決勝ヒート。臼井はスタートから逃げに入り、レース中盤には安全なマージンを築く。2位争いは藤田と黒谷。黒谷はオーバーテイクの際にミスでスピンアウト。藤田は2位を確保し、3位にはランキングトップの岩波俊幸(ハラダカートクラブ/FA-KART)が浮上。レースはこのまま進行し、臼井はランキングトップに返り咲く5勝目。2位は今季最高位の藤田。3位走行だった岩波はミスでコースアウトを喫し5位チェッカー。3位は長谷川敬(ハラダカートクラブ/FA-KART)が入った。
第12戦も臼井はトップを守る。2位争いは藤田、黒谷、岩波、長谷川、澤口宙征(ハラダカートクラブ/CRG)、さらに吉田彰都(ハラダカートクラブ/FA-KART)も入る大混戦。ここから岩波が抜け出し、黒谷が徐々に後退。予選6位だった吉田がペースを上げ3位に浮上。臼井は危なげなく連勝で6勝目。2位は岩波。3位は吉田が自身最高位を獲得した。


YAMAHA SSクラス

YAMAHA SSクラスは9台のエントリー。
TTトップは辻元拓馬(ハラダカートクラブ/KOSMIC)。2位は高田唯希(トレンタクワトロ鈴鹿/ART-GP)がつける。予選のオープニングラップ、辻元がトップをキープする。2位高田はオーバーテイクを仕掛けるも、ミスが出て後退。2位争いは東拓志(NEXT-ONE/INTREPID)と岡山直樹(NEXT-ONE/TONYKART)、清川善文(ハラダカートクラブ/FA-KART)が熾烈。終盤、東もミスが出て後退。予選は辻元、清川、岡山、高田の順でフィニッシュ。
第11戦決勝ヒート。辻元はスタートから逃げに入り、2位との差を徐々に広げていく。しかし、レース中盤からペースを上げた高田が辻元を猛追。ついには辻元をオーバーテイクしトップに浮上。辻元はレース後半でペースが上がらず、清川との2位争いを展開。高田は第10戦に続く2勝目。辻元が2位、3位は清川が入った。
第12戦、トップ争いはSL中日本シリーズならでは大混戦。辻元、高田、清川、そして予選8位からジャンプアップした東の4台が激しいバトルを繰り返す。このレースでもっとも調子のよかった東はすべてのドライバーを抜き去りトップに浮上。東はそのポジションを守りきりトップチェッカー。2位は辻元、3位は高田。
このレースでランキングトップの辻元は2位の東に対し40Pのリードを築き、最終戦を残してチャンピオンを決定させた。


2014年5月14日水曜日

全日本カート選手権(西)第2戦 中山 レースレポート


2014全日本カート選手権(西)第2戦・中山大会は5月9~11日の日程で開催された。この週末は当初、雨予報が出されていたが、結果的には3日間とも快晴で、気温も初夏を思わせる汗ばむ陽気で、絶好のレース日和となった。

FP-Jr.CADETクラスには伊藤琢磨(FA-KART/YAMAHA/DL)が出場。前日の土曜日はまずまずの調子で、今シーズン最高のリザルトが期待された。しかし、日曜日の公式練習からエンジン、シャーシのセットアップが崩れ、思うようにスピードが出せないまま公式予選を迎えることとなった。その公式予選でもスピードの改善は見られずまさかの12位と後方からの追い上げを余儀なくされた。続く予選ヒートは序盤からスピード不足が目立ち、集団の後方での我慢の走りを強いられる。それでもレースに強い伊藤はなんとか1つポジションを上げ、11位でフィニッシュ。有利なイン側スタートを獲得した。
25周の決勝レースが始まる。ローリングは1周で決まりレーススタート。注目の2コーナーでの位置取り合戦をうまく切り抜けた伊藤は11位から一気に6番手までジャンプアップ。しかしオープニングラップの4コーナーでアウトにはらんでしまい、2ポジションダウン。このファイナルではマシンの調子はかなり向上。すぐさまポジションを回復し7位に浮上。ここから6位の選手に詰め寄るも、あと一歩が足りず、レース後半まで7~9位を上下することとなる。終盤、6位の選手をついに攻略。クロスで抜き返されるのを防いだ伊藤は、そのまま集団から抜け出し、そのポジションを確固たるものにする。しかし、トップグループははるか前方。伊藤は6位でフィニッシュ。もちろん満足いく結果ではなかったものの、開幕戦に続くポイントは獲得した。

FP-ジュニアクラスには大橋優樹(FA-KART/YAMAHA/YH)が2戦目を迎える。朝の公式練習は好調で2グループに分かれた最初のグループで4番手のタイムを記録。シーズン初のポイント獲得に向け、幸先の良いスタート。続く公式予選でも自己ベストを更新。7分間の半分くらいまでは6番邸内の掲示板にゼッケン27を刻ませる。しかし後半は若干のマイナートラブルもあり、自己ベストを更新することができず、グループ内でも後退。さらに後半のグループのほうがペースが良かったため、結果は20位となった。予選ヒートはスタートから出遅れてしまう。挽回しようと必死に前を追うが、全日本の激しいバトルに翻弄され、ポジション回復どころか自分の走りもできずに終了してしまう。
決勝は予選ヒートの結果に基づき23番手からのスタート。瞬間的なラップタイムは中盤の選手とそん色ないため、うまくレースを展開すれば、ここからでも十分ポイント圏内に到達できる。この決勝はまずまずのスタートから積極的なレースを披露。序盤は17~18番手位を走行する。しかし、一瞬の隙が大橋を襲い、一気に6~7番手落としてしまう。気を取り直しレースを続ける。中盤以降は1つずつポジションを回復する。しかし、終盤コースアウトを喫した際にポジションダウン。最終的に24位でフィニッシュすることになった。今回も目標に達することはできなかったが、スピードの向上とともに、オーバーテイクの感触を掴み、バトルの形ができてきたことは、次回の瑞浪で活かされるであろう。

全日本FS125クラスには稲寄速人(FA-KART/IAME/BS)が参戦。開幕戦のウェットコンディションでは思うようなリザルトが残せなかった稲寄。2年前のFP-Jr.で表彰台を獲得した中山で上位を狙う。練習走行では決して好調ではなかったものの、公式予選では5位のタイムを記録。3列目で、さらに有利なイン側スタートを獲得する。予選ヒートはスタートで若干遅れる。そして2コーナーでアクシデントに巻き込まれ、リアカウルが内側に曲がってしまいスピードが出ないままオープニングラップを終える。その2周目に8位にポジションダウン。しかし、序盤に目の前の2台がクラッシュし労せずポジションを回復。しかし、マシンは本調子ではなくいまいちスピードが足りない。それでも後半にペースを改善し4位のポジションを狙ってファイナルラップへ。しかし、ここでは無理せず5位フィニッシュ。予選同様のいい位置からのスタートを獲得した。
決勝レースは30周の長丁場。シグナルがブラックアウトしレースがスタート。2コーナー、またしてもアクシデントに巻き込まれる。今度は9位までポジションダウン。ここからいつもならば挽回する稲寄だが、序盤からまったくペースが上がらず、トップグループどころか前方のドライバーにも引き離され、9位を走行するのがやっとの状況。予選では後半からペースを改善したものの、この決勝ではさらに悪化し、広報のドライバーに攻められることとなる。我慢のレースを続ける稲寄は一瞬のミスからコースアウト。ポジションを最後尾まで下げることとなってしまった。復帰したときは序盤に遅れたドライバーの直後。なんとか追いつきオーバーテイクを試みるものの、成功させることができず13位でフィニッシュすることになってしまった。今回は予選のポイントのみの獲得に終わり、苦しいシーズンが続く。


次回の全日本カート選手権(西)第3戦は、6月7~8日・フェスティカ瑞浪にて開催される。

2014年5月1日木曜日

鈴鹿選手権シリーズ第3戦 レースレポート

鈴鹿選手権シリーズの第3戦は4月27日に開催された。ハラダカートクラブからは総勢19名のドライバーが参戦。

初開催となるカデットオープンクラスには伊藤琢磨(FA-KART)が参戦。練習中からトップのドライバーから1秒近く離される苦しい状況の中、公式予選では9位となる。続く予選ヒートでは持ち前の強さでスタートからポジションアップ。相変わらずラップタイムに伸び悩んでいるものの、3つポジションを上げ6位フィニッシュ。決勝での挽回に期待する。
その決勝に向け、シャーシなど調整を施し迎えたファイナル。スタートで予選同様ポジションを上げ4位に浮上。さらに1台をパスし3位になる。トップ2台はバトルをしながら後続を引き離していったが、伊藤のペースはかなり改善し、4位以下を引き離す。トップ2台がバトルでタイムを落とす中、伊藤はついに2台のテールトゥノーズまで浮上。3台が互いに牽制、オーバーテイクを繰り返しながら終盤、一瞬の隙を突き伊藤がトップに浮上。そのままファイナルラップへ。伊藤はトップをキープ。しかし、後方のドライバーも伊藤の隙を伺う。最終コーナー、インを締める伊藤。しかし、そのインを2位のドライバーが突っ込む。伊藤はとっさにアウトからかぶせるが接触。伊藤は失速し、再び動き出したものの10位フィニッシュとなった。

CellOPENクラスには中西智紀(FA-KART)が参戦。中西は公式予選から好調で、8台中4位のポジションを獲得する。続く予選ヒートでは5位にドロップするものの、ラップタイムは2位以下のドライバーとそん色なく、入賞に向けていい感触を持っている。決勝ヒートでは4番手争いを展開。トップ3台は逃げてしまったが、直前の4位のドライバーは昨年のランキング2位の選手。付かず離れずで緊迫のレース展開。終盤は前方のドライバーには若干引き離されてしまったものの、5位のポジションは守りきりフィニッシュ。表彰式まで後一歩と迫った。

SFCクラスには5名のドライバーが参戦。公式予選では清水寿昭(FA-KART)がコースレコードまであと一歩のトップタイムをたたき出し予選のPPを獲得。前回優勝の岡本孝之(CRG)が3位となる。予選ヒートでは清水、岡本が1-2で周回を重ねる。その後方では藤松楽久(FA-KART)もトップグループに加わる。しかし、この予選では他のドライバーが速く、岡本・清水を相次いでパス。結果、清水は2位、岡本3位、藤松5位、野田卓司(FA-KART)が9位、序盤でコースアウトを喫した高瀬啓太(TONYKART)は10位となる。
決勝ではスタートで清水、岡本、藤松が好スタート。トップは清水がキープする。しかし、速さで一歩先行く他のドライバーは清水を序盤でパス。そのまま独走状態を築いていってしまう。清水は何らかのトラブルを抱えペースが上がらない。清水の後方では藤松が執拗に攻め立てる。中盤、清水はついにマシントラブルによりリタイヤ。違う場所であったが、野田もトラブルで戦列を離れる。清水のリタイヤ後は岡本が集団のトップに躍り出て2位をキープ。岡本の後方は藤松を含む4台のバトルを展開する。そしてファイナルラップ。岡本は2位をキープし、藤松が3位。最終コーナー、藤松のインに突っ込むドライバー、しかし、そのドライバーは体制を崩しスピン。藤松はそれに巻き込まれ6位にドロップしフィニッシュ。岡本は最低限のポジションを獲得したものの、藤松は痛いポジションでのレースとなった。高瀬はうまくペースが上がらず9位となった。

J-RMCクラスには岩田啓佑(FA-AKRT)が参戦。公式予選ではニュータイヤの効果をうまく発揮できず14位に沈んでしまう。シャーシセットを変更し、挑んだ予選ヒートではペースが上がりポジションを回復していく。しかし、レース中盤、アクシデントに巻き込まれコースアウト。すぐに復帰したものの、ポジションは大きく落としてしまった。
決勝ヒートのスタートポジションは18番手。ここからどれだけ追い上げれるか。スタートから積極的に攻める岩田はトップグループとそん色ないラップタイムでどんどん順位を上げていく。これまでであればバトル負けを喫することもあったが、この日の岩田は違い、確実に1台ずつパスしていく。16周の決勝ヒートはチェッカーが振られる。岩田は2戦連続のポイント獲得となる8位を獲得。惜しくも入賞とはならなかったが、ペースがよかったため、次戦以降は大きく期待が持てる。

YAMAHA SSクラスは59台の大量エントリーがあった。ランキング3位の広瀬光結(FA-KART)、辻元拓馬(KOSMIC)の両名はAグループで自己ベストのタイムをたたき出すが、全体的なラップが速く(コースレコードも更新)、それぞれ17位・19位という結果になった。予選ヒートでは広瀬・辻元はいったんポジションをドロップ。両名とも予選通過圏外まで順位を落とす。広瀬はここで持ち前のバトル強さを発揮し、ポジションを回復していく。ラップタイムも公式予選とほぼ同じくらいのものを記録し、なんとか15位フィニッシュで予選を通過した。辻元はマシンセットが路面にかみ合わずポジションを回復することができず22位となり、ディビジョン2行きとなった。
まずはディビジョン2の決勝。周回数は12周。9番手スタートの辻元はこの中での上位を狙って果敢に攻めの走りをする。しかし、シャーシのセットアップは機能せず、中盤から他のドライバーに比べてラップタイムで遅れをとってしまう。この状況ではドライバーは守ることしかできないのだが、鈴鹿では守りきれることは許されず、最終的に16位と非常に悔しい結果となってしまった。
フルグリッドの34台がスタートするSS決勝ヒート。広瀬はここでもスタートで出遅れてしまう。オープニングラップが終えるころには中盤の集団から若干遅れる形となった。序盤こそラップタイムが上がらなかったが、中盤に差し掛かるころには一気にペースアップし、次々とポジションを回復していく。この勢いはファイナルラップまで衰えることがなかったが、序盤の遅れが響き12位でフィニッシュ。ポイントまであと一歩というところで終わった。しかし、今回上位に入ったドライバーのほとんどはスポット参戦組で、ランキング的には少し守られることとなった。

30歳以上のSuperSSクラス。こちらも参加台数が多く28台。水谷圭児(FA-KART)はまずまずの公式予選で8位を獲得。一方松村元晃(FA-KART)は思うようなラップタイムが刻めず18位となる。予選ヒートは水谷は上位を狙っていたが、難しい路面コンディションに苦しみポジションを失ってしまう。松村も苦しんでレースを展開するが、ポジションは若干回復。最終的に水谷は15位までポジションを落としてフィニッシュ。松村は16位から決勝に挑む。
決勝ヒート。オープニングラップで水谷がアクシデントに巻き込まれ大きくドロップダウン。松村はまずまずのスタート切り、さらに変更したセットアップが機能しポジションを上げていく。レース中盤、水谷がスピンアウト。もう一度戦列に加わろうとエンジンを始動させようとするが、なかなかスタートできない。結局そこでレースを諦め、リタイヤとなった。松村は11~12位争いのさなか、アクシデントに巻き込まれ、こちらも大きくコースアウト。せっかくあげたポジションを失ってしまい、最終的に22位でのフィニッシュとなった。

PRD-Avantiクラスはハラダカートクラブから7名のドライバーが参戦。公式予選では葛西佑紀(CRG)が6番手、小田宗孝(TONYKART)が7番手、浅野秀彦(FA-KART)が10番手となった。予選ヒートは小田が堅実なレース運びで6位。浅野が続き7位。葛西は11位にドロップしてしまった。
決勝ヒート、小田はスタートからポジションを上げ5位でオープニングラップを終える。その後方では葛西徳昭(FA-KART)が一気にポジションを上げ、浅野の前でレースを展開。しかし、浅野は今回好調で葛西をパスするとそのままの勢いで前の集団を追っていく。小田は4位のドライバーに徐々に追いつき終盤にはテールトゥノーズまで迫る。その後方では浅野が追走する。ファイナルラップでも小田は決め手を欠き5位でフィニッシュ。オーバーテイクできなかったことは悔しいが2戦連続での入賞となった。6位は浅野が入り、久々の入賞。序盤健闘した葛西徳昭は9位でポイントを獲得。加藤雄祐(TONYKART)が10位。葛西佑紀はこの序盤の遅れが響き17位。初参戦であった柳秀治(TONYKART)・山本大輔’FA-KART)はそれぞれ20位、21位で完走を果たした。

2014年4月30日水曜日

全日本カート選手権 西地域 第1戦 琵琶湖大会

2014全日本カート選手権 西地域 第1戦は、3月29~30日の日程で、滋賀県・琵琶湖スポーツランドにて開催された。

今シーズンの全日本の初レースということで注目が集まった。気になるエントリー台数は、FP-Jr.CADETで17台、FP-Jr.で25台、地方戦FP3で6台、地方戦FS125で16台、全日本FS125で17台と例年とほぼ変わらないドライバーを集めた。特に昨シーズンからFP-Jr.の参加台数は多く、激戦が予想される。また、FS125も全日本・地方合わせて34台と盛況だ。

ハラダカートクラブ(FA-KART RT +HKC)からは5名のドライバーが参戦。金曜日・土曜日は春の陽気を感じさせる晴天で、パドックにはTシャツ姿で過ごす関係者も見られた。しかし、日曜日になると天候は一転し、朝は雨は少ないもののどんよりと曇り空。朝からドライバーはウェットセッティングに勤しみ、公式練習・公式予選に備える。

公式練習は各クラス10分間。まずは、タイヤ空気圧、シャーシセットを確認しながら、さらにドライバーはドライビングの修正を行い、体をウェットコンディションに慣れさせていく。

FP-Jr.CADETクラスには昨シーズンの同クラスランキング10位の伊藤琢磨(FA-KART/YAMAHA)が参戦。伊藤は昨年よりも落ち着いた走りをしており、悲願のチャンピオンに向けての1戦目を走り出す。ここ琵琶湖は伊藤にとって不得意なコースではないのだが、ギア比などいまひとつ決まったものが見つからず、思ったようなタイムを刻めない。公式予選は10位で終える。トップとの差は0.8秒ほどだが、安定したラップを刻むためには足りない部分が多い。予選ヒートは雨が強くなったため1列でのローリングとなる。ここでもペース不足に悩まされ、ラップタイムが向上できず苦しい展開。それでもバトル強さは発揮しており、2つポジションを回復し8位フィニッシュ。決勝での上位への最低限のポジションを獲得した。
決勝ヒートは雨が弱まり通常の2列ローリング。スタートの瞬間6位に浮上し、さらに上位を目指すが、この決勝でもペース不足は解消されず、前方グループに引き離されてしまう。後方ではアクシデント等があったため、安全なマージンは持っている。しかし、伊藤よりもかなり速いペースで追い上げてきた選手にパスされ7位に後退。レースはこのまま続く。上位はところどころ激しいバトルをしているが、リタイヤするドライバーは現れずそのままフィニッシュ。7位となりなんとかポイントは獲得したものの、ランキングでは大きく遅れをとってしまった。

FP-Jr.クラスは地元滋賀県出身の大橋優樹(FA-KART/YAMAHA)が参戦。これまでカートランド三重のSLレースと、鈴鹿・琵琶湖の数レースしか経験がない大橋は、この1年でどれだけ成長できるかが鍵となる。ウェットレースは経験があるので、ある程度の自信を持って挑んだ公式予選。シャーシセットアップはまずまずでいいタイムが刻めそうな雰囲気があったが、他社に阻まれたこともあり総合で17位となる。続く予選ヒートでは抜群のスタートを切り、大きく順位を上げるが、ファーストラップの3コーナーで、前方のアクシデントに巻き込まれストップ。絡み合ったカートを足で蹴って解除し、戦列に復帰する。しかし、なかなかペースが上がらず直前のドライバーに引き離されてしまう。ついには後方からトップの選手が迫っていたため、青旗排除となり予選ヒートを23位で終えることとなった。レース後、右タイロッドが大きく曲がっており、ペースの上がらない原因が見つかった。
決勝ヒートは後方23番手からのスタート。ここまでくると失うものはなく、スタート直後から攻めの姿勢でレースを展開していく。後方グループながらまずまずのペースで戦う大橋。しかし、回りは西地域から集まってきたツワモノばかり、まだまだレース経験の少ない大橋にとってはすべてが強敵である。それでも徐々に回りとそん色ないペースで走り出したころ、突然エンジンがストップ。それはドライバーでどうすることもできず、リタイヤとなってしまった。最低限、完走をしたかった大橋。しかし、今回のレース経験は次回のレースでも活かされるであろう。

地方選手権FS125クラスには岡野将季(FA-KART/IAME)が参戦。岡野は諸事情により今シーズンもスポット参戦の予定。だが、今回のリザルトによっては全戦参戦の可能性もある。公式練習はまともなタイヤがなく、早々に切り上げ公式予選へ。シャーシセットアップはまずまずであったが、朝の公式練習でいい状態で走れなかったことがドライビングに景況を出してしまい、12位という結果に終わってしまう。続く予選ヒートでも思ったようにペースを上げることができない。ドライビングは改善してきたものの、根本的なグリップ不足に悩んでしまい、序盤でバトルをしていたドライバーに遅れを喫してしまう。しかし、地方戦FS125の予選ヒートは豪雨となり、かなりの荒れたレースなり、上位陣が次々とスピンアウトやアクシデントによりリタイヤ。ペース不足ながらも安全に自分のペースを守りきった岡野は、6位でフィニッシュすることとなった。予選ヒート後はシャーシセットを大幅に変更し、予選でのグリップ不足を解消させる。
決勝ヒート。お昼ごろから雨は止み、晴れ間が見えコースはどんどん乾いていく。もしかするとドライでいけるのではと思わせる状況。しかし、直前の決勝レース中、かなり弱いものの雨が再び落ち始める。一旦はドライセットに振るものの、最終的にチョイスしたのはウェットタイヤ。これが吉と出るか凶と出るかはレースが終わってみなければわからない。しかし、岡野にはそれ以上の試練が待ちうけいていた。ダミーグリッドに並べるマシン達。ドライタイヤでギャンブルに出るドライバーも数名。グリーンフラッグでローリング開始の瞬間、岡野のエンジンが始動しない。直前の始動確認では問題なかったが、まったくエンジンに火が入らない。ピットロードに戻され、メーカーのサポートもあり、なんとかエンジン始動。さらにキャブレターにガスが溜まってしまいスピードが上がらない。ローリングはそのまま続き、いよいよスタート。岡野のエンジンは息を吹き返しスピードに乗る。スタートは集団から半周遅れとなった。その後は雨が強くなり、レインタイヤが有利な状況に繋がっていく。この時点でドライタイヤ勢は思うようなレーシングスピードに乗せることなく、トップグループはレインタイヤを履いたドライバーが占める。岡野はその有利な状況を味方にペースアップ。水溜りに足をとられコースアウトするドライバーも多くいるなか、着実にポジションをアップしていく。そのままレースは終盤戦に突入。岡野のペースはまずまずで、ついにはドライタイヤ勢に追いつくことになる。路面コンディションはウェットであるため、岡野は難なくこの集団をパス。そして荒れたレースにチェッカーが振られる。岡野は序盤の苦戦を克服し、7位でレースを終え、ランキングポイントを獲得することに成功した。

メインイベントとなる全日本カート選手権のFS125クラス。このクラスには昨年から引き続き橋詰拓馬(FA-KART/IAME)が参戦。さらに昨年の全日本カート選手権KF2最終戦で2位表彰台を獲得した稲寄速人(FA-KART/IAME)もフルシーズン参戦する。橋詰は金曜日から走行を始めたものの、事情により練習走行がほぼなしに等しい状況であったため、ラップタイムに元気が無く思うように走行できない。それでも果敢に周回を重ね、土曜日の走行ではまずまずのタイムをたたき出す。稲寄は土曜日入りし、シャーシやエンジンのテストを進める。この時点で日曜日が雨と予想され、走行終了後はウェットセットも相談する。迎えた日曜日は予報どおり雨。公式練習で元気だったのは橋詰。6位まで表示するラップボードにゼッケン27を載せ、ウェットでの好調を披露する。稲寄は思うようにタイムが伸びず、シャーシのセットを見直すこととなった。続く公式予選でも橋詰は好調をキープ。序盤か掲示板に載り、シングルポジションは確実と思われた。しかし、計時の中盤、タイヤトラブルに見舞われストップ。タイムが出る後半を逃してしまった。それでも橋詰は10位を獲得。稲寄は見直したセットアップが機能せず、15位に終わる。続く予選ヒート。橋詰はまずまずのスタートをするが、オープニングラップの後半、アクシデントに巻き込まれリタイヤ。決勝は後方からの追い上げを余儀なくされる。稲寄はシャーシが若干向上しペースアップ。バトルを繰り返しながら周回する。しかし、後半アンダーステアが酷くなり、ポジションをキープするのが精一杯。結果は10位となり、ギリギリのTOP10となった。
他のクラスの決勝ヒートが始まるころ、雨は上がり太陽がうっすら出てくる。しかし、コースは一旦乾いたかに見えたが、直前のクラスのときにまた雨が降り、結局ウェットコンディションでのファイナルとなる。この状況で2名ともにシャーシセットはウェットよりとはいえ雨が少ないほうが有利となる。10番手スタートの稲寄はスタートで2ポジションをアップの8位でオープニングラップを終えると、ペースの上がらないドライバーを1台パスし7位に浮上。まずはこのポジションをキープする。橋詰もスタートから果敢に攻め、8位争いの集団に追いつく。各地でバトルがあるなかレースは中盤戦に。稲寄は前のドライバーよりはペースはいいが、後方のドライバーはさらに良く攻め立てられる。攻めと守りを同時に行う稲寄。橋詰はその後方で9位争いを展開。が、その瞬間橋詰にマシントラブルが発生。ここでリタイヤを余儀なくされる。後半に向けさらにペースアップを狙っていただけに悔しいトラブルとなった。稲寄は逆に予選同様のアンダーステアが酷くなり、ついには8位にポジションダウン。6位争いから遠ざかってしまった。しかし、その6位争いが激化し2台がペースダウン。そのバトルを尻目に再び稲寄が6位争いに加わっていく。そして1台をパスし再び7位に浮上。レースは終盤に差し掛かる。稲寄は7位をキープしたいが最後の最後に1台パスされ8位でフィニッシュ。その稲寄のマシンのフロントはほとんど効かないくらいに消耗していて、この苦しい状況でポイントを獲得したことがチャンピオンシップに影響してくるであろう。