2014全日本カート選手権(西)第2戦・中山大会は5月9~11日の日程で開催された。この週末は当初、雨予報が出されていたが、結果的には3日間とも快晴で、気温も初夏を思わせる汗ばむ陽気で、絶好のレース日和となった。
25周の決勝レースが始まる。ローリングは1周で決まりレーススタート。注目の2コーナーでの位置取り合戦をうまく切り抜けた伊藤は11位から一気に6番手までジャンプアップ。しかしオープニングラップの4コーナーでアウトにはらんでしまい、2ポジションダウン。このファイナルではマシンの調子はかなり向上。すぐさまポジションを回復し7位に浮上。ここから6位の選手に詰め寄るも、あと一歩が足りず、レース後半まで7~9位を上下することとなる。終盤、6位の選手をついに攻略。クロスで抜き返されるのを防いだ伊藤は、そのまま集団から抜け出し、そのポジションを確固たるものにする。しかし、トップグループははるか前方。伊藤は6位でフィニッシュ。もちろん満足いく結果ではなかったものの、開幕戦に続くポイントは獲得した。
決勝は予選ヒートの結果に基づき23番手からのスタート。瞬間的なラップタイムは中盤の選手とそん色ないため、うまくレースを展開すれば、ここからでも十分ポイント圏内に到達できる。この決勝はまずまずのスタートから積極的なレースを披露。序盤は17~18番手位を走行する。しかし、一瞬の隙が大橋を襲い、一気に6~7番手落としてしまう。気を取り直しレースを続ける。中盤以降は1つずつポジションを回復する。しかし、終盤コースアウトを喫した際にポジションダウン。最終的に24位でフィニッシュすることになった。今回も目標に達することはできなかったが、スピードの向上とともに、オーバーテイクの感触を掴み、バトルの形ができてきたことは、次回の瑞浪で活かされるであろう。
決勝レースは30周の長丁場。シグナルがブラックアウトしレースがスタート。2コーナー、またしてもアクシデントに巻き込まれる。今度は9位までポジションダウン。ここからいつもならば挽回する稲寄だが、序盤からまったくペースが上がらず、トップグループどころか前方のドライバーにも引き離され、9位を走行するのがやっとの状況。予選では後半からペースを改善したものの、この決勝ではさらに悪化し、広報のドライバーに攻められることとなる。我慢のレースを続ける稲寄は一瞬のミスからコースアウト。ポジションを最後尾まで下げることとなってしまった。復帰したときは序盤に遅れたドライバーの直後。なんとか追いつきオーバーテイクを試みるものの、成功させることができず13位でフィニッシュすることになってしまった。今回は予選のポイントのみの獲得に終わり、苦しいシーズンが続く。
次回の全日本カート選手権(西)第3戦は、6月7~8日・フェスティカ瑞浪にて開催される。
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