2013年12月4日水曜日

鈴鹿選手権 簡単なレポート X30編

若者が大勢参戦するX30クラスには2名のドライバーが参戦。

先週の全日本選手権で5位入賞を果たした橋詰拓馬(FA-KART)は、土曜日の練習もできずぶっつけ本番。公式予選では、エンジンも不調でまさかの24位と沈んでしまう。東北・仙台からの参戦の西村拓真(FA-KART)は49秒台に突入するも8位となってしまう。予選ヒートは橋詰がエンジンを交換したため最後尾からのスタート。それでもスタートを完璧に決めると一気に10位前後までポジションアップ。今年1年の成長を見せた。一方西村は徐々に順位を下げていってしまう。序盤好調を見せた橋詰だったが中盤からはペースに苦しみポジションをダウン。結局西村13位、橋詰14位で予選を終えた。
決勝ヒートのローリング。西村のチェーンが切れまさかのスタート前にリタイヤ。しかし、その後のローリングで隊列が揃わず赤旗中断。スタート前だったので、西村のメカニックが素早くマシンを修理し、最後尾からのスタートが許された。決勝序盤は橋詰のペースがよく、8位まで順位を浮上させる。しかし、中盤以降はタイヤのタレとオーバーグリップに悩まされペースをあげることができない。一方西村はなんとかポジションを上げていく。終わってみれば橋詰13位、西村は19位でのフィニッシュ。タイム差の少ないX30クラスの醍醐味と恐ろしさが両方垣間見たレースであった。


13位 橋詰拓馬 FA-KART/IAME/DL X30チャレンジシニアで3位でした
19位 西村拓真 FA-KART/IAME/DL

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