2012年9月27日木曜日

鈴鹿選手権 第6戦 レースレポート(Avanti、X30)

Avantiクラス
今期最多の34台のエントリーを集めたAvantiクラス。HKCからは9台のエントリー。公式予選最上位は、自己ベストとなる川北浩之(FA-KART)2位。松浦優一(CRG)が9位、葛西徳昭(FA-KART)が11位。以下、加藤雄祐(TONYKART)14位、平野達矢(FA-KART)18位、浅野秀彦(FA-KART)20位、葛西佑紀(CRG)25位、武内広明(FA-KART)26位、辻野弘之(FA-KART)はアタックできず34位となった。
初めてのフロントロースタートの川北は、PPの牽制にタイミングが合わずスタートで順位を落としてしまう。さらに5位の選手にバトルを仕掛けられ、トップを逃がしてしまう。しかし、好調の川北は落ち着いてこれらを捌き、3位にポジションを上げる。さらに2位の選手に迫るが、ここは無理はしない。最終的に3位でフィニッシュし、決勝へ向けていいポジションを得た。松浦は1つポジションを上げ8位。葛西佑紀は25位⇒11位と驚異的な追い上げを見せた。辻野も34位⇒20位と大幅に順位を上げた。
決勝ヒート。ドライ路面でのスタート。PPのドライバーがスタートで若干出遅れる。この煽りをくったのが3番手スタートの川北。またしても5位争いに巻き込まれてしまう。その間にトップと2位は大きなマージンを築いていく。8位スタートだった松浦は集団に飲み込まれ、大幅に順位を落としてしまった。中盤では葛西佑紀、武内、加藤、辻野、平野、浅野のHKC勢がバトルを展開する。3位にポジションを回復させた川北は、一気に後方を引き離し、トップ2台を追っていく。トップ2台も徐々に間隔が詰まり、バトルになれば川北の逆転もありえた。しかし、2位の選手はランキング争いの真っ只中で無理はしない。結局そのままの順位でフィニッシュ。優勝も見えていたが、それでも川北はうれしい初表彰台を獲得した。

X30クラス
こちらも今期最多エントリー、32台を集めたX30クラス。HKCからは5台のエントリー。全日本、地方選のFS125ドライバーが多く出場している中、公式予選で橋詰拓馬(FA-KART)が9位。織田祥平(FA-KART)が14位、高瀬啓太(TONYKART)が15位、橋詰龍二(FA-KART)が25位、岡野将季(FA-KART)が26位。予選ヒートは拓馬が7位でフィニッシュし、入賞へ大きく前進。高瀬は14位。織田は後半のペースが悪く18位にポジションダウン。岡野はポジションアップの20位。龍二は23位で予選を終えた。
決勝ヒート、スタートで好発進の拓馬は、前方のアクシデントを避けながらポジションアップ。さらにペースもよく順位を上げ、一時は4位まで浮上。しかし、後方から速いペースのドライバーにバトルを仕掛けられ、激しいポジション争いを展開。このあたりは少しの経験の差か、順位を失い最終的に8位フィニッシュとなった。中盤争いも全日本ドライバーがひしめくハイレベルなこのクラス。高瀬は17位、織田が19位、岡野は21位、龍二は25位であった。

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