2011年8月16日火曜日

鈴鹿選手権シリーズ 第6戦

鈴鹿選手権シリーズの第6戦は8月14日、お盆の真っ只中に行われた。

4名のドライバーが出場したKT100Sクラス。
全員がBグループに振り分けられた公式予選、水谷圭児(FA-KART)が15位、清水聖也(INTREPID)が18位、吉武具史(FA-KART)が21位、加藤雄祐(TONYKART)はエンジンがかからず23位と苦しい展開に見舞われた。続く予選ヒート、激しい攻防を展開するものの唯一水谷が12位で予選通過。吉武が16位、加藤はスタートで遅れ21位、清水はDNFで22位とセカンドチャンスヒートに回される。セカンドチャンスヒートは6LAPS、加藤はエンジンの不調がまったく治らず15位、清水は展開に恵まれず12位、吉武は予選通過のボーダーライン上で進退を繰り返すバトルを展開するが、接触によりドロップ、14位となり予選通過は果たせなかった。
決勝ヒートはフルグリッド34台による16周のレース。水谷は後方23番手から追い上げを図るが、シャーシセットの不調と展開に負けてしまい、31位完走と順位を下げてしまった。

いつもの3名が出場したSFCクラス。
公式予選は清水寿昭(TONYKART)が貫禄のトップタイムでPPを獲得。白川孝広(KOSMIC)が3位、野田卓司(KOSMIC)が4位と好調。予選ヒート、スタートで白川がエンジントラブルでDNSとなってしまう。好スタートをきった清水はトップ快走。野田も3番手に続く。このまま決勝のPP確定かと思われた清水だったがトラブルによりペースダウン。他のドライバーにオーバーテイクされ2番手へ。さらに野田が清水に襲い掛かる。しかし野田の猛攻を防ぎきりフロントローの2番手、野田は惜しくも3番手。
決勝ヒート、清水はまたしても好スタート。トップでオープニングラップを終えるとそのまま後ろを引き離していく。野田は後方から追い上げてきた選手にオーバーテイクされ4番手。しかしその後方をは引き離していく。白川は無難なスタートから1つずつ順位を回復させていく。このまま今季2勝目かと思われた清水だったが、徐々に追い詰められ、ついに2番手にドロップ。しかし、そのから底力でトップを奪い返そうと攻めに攻める。しかし、今回は相手のほうが1枚上手で2位チェッカー。優勝は逃したもののしっかりポイントを稼ぎ、4年連続チャンピオンへひた走る。野田は単独走行での4位、白川は8位であった。

Suzuka-Mastersクラスには飯山知一(INTREPID)が出場。
今季の飯山は過去2戦で思うようなペースが発揮できず苦しいシーズンを送っていた。しかし、公式予選で2番手タイムを記録すると、続く予選ヒートでトップを奪取。さらに少しずつマージンを稼いでいたところ、突然エンジントラブルが発生。ストレートでスピードが伸びず、他の選手よりも3秒も遅いペースになってしまった。これでは太刀打ちできないでいたが、なんとか完走し6位と被害を最小限に抑えた。
原因不明のトラブルを回避するため、エンジンを交換し挑んだ決勝ヒート。悪くはないが良くもないエンジンで必死に走り、最終的に4位フィニッシュ。今季最上位ではあるものの、優勝が見えていただけに悔しいレースとなった。

RMCクラスは45台がエントリー。このクラスに中西智紀(FA-KART)が出場。
公式予選は今週のベストタイムを更新するものの21位と出遅れる。予選ヒートは一時予選通過ラインに差し掛かるものの、徐々に順位を落とし20位。上位6台が決勝に進出できるセカンドチャンスヒートではコースアウトもあり、波に乗れず16位でレースを終えた。

次回の鈴鹿選手権は10月2日に開催される。
エントリーは9月18日まで。
開催クラス⇒SFC・J-RMC・X30・Suzuka-Masters・Avanti・KT100S・CellOPEN

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