2012年3月12日月曜日

全日本選手権(西)第1戦 つま恋カートコース

全日本選手権は3月11日、静岡県・つま恋カートコースで開幕した。
この日は東日本大震災のちょうど1年となる日で、ドライバーズミーティングの際に1分間の黙祷が行われた。

ハラダカートクラブからは稲寄速人(FA-KART)が出場。
ニューシャーシを投入した稲寄であったが、前週、前日と天気に恵まれず、ドライでの走行ができず、セットアップは0の状態であった。朝はまだ雨が路面に残っており、公式練習中に乾いていく状況であった。公式練習は3周走ってピットイン。路面状況からあまり走っても参考にならないため、あと1周タイムアタックして終了することに。その1周を終えた時点では2位であった。
2グループに分かれて行われた公式予選。グリーンと同時に出走し、タイミングを見計らってアタックを開始する。5周目あたりからどんどんベストを更新し、一時は2位。しかし、最後に抜かれて3位であった。タイムは34.224、トップからはわずか0.07秒差。続くBグループはトップの選手でも稲寄のタイムを上まわれなったため、総合でも3位となった。

予選ヒート、周回数は21周。3位スタートの利点を生かし、1コーナーで2位に浮上。しかし、後半寄りにしすぎたセットが裏目に出て、序盤はタイヤが温まらず苦しい展開。3位にドロップし、さらに4位に落ちた。徐々にタイヤがグリップしてきた矢先、前方の選手がミスし、スローになったところを避けようとスピン。順位を最後尾まで落としてしまう。痛恨のスピンであったが、稲寄はトップとそん色ないラップタイムで追撃。数台をパスし15位でフィニッシュ。決勝に向けて有利のイン側をキープ。さらにベストタイムは全体の3番手であった。

決勝ヒート、周回数は予選と同じく21周。スタートで少し出遅れるものの、1周目の混乱をうまく切り抜け12位でオープニングラップを終える。上位を目指し、懸命に追い上げを図るが、前方で失速するカートが多く展開が悪い。さらにオーバーテイクの少しのミスもあり、集団を抜け11位に上がったときは、次の集団から離されていた。しかし、スピードのある稲寄はすぐに追いつく。ここからはまたバトルを開始。4台をパスし7位浮上。6位の選手は1秒程度離れている。勢いそのままに追撃するが、すぐ後ろまで追いついたところでチェッカー。最終的に7位であった。

TT3位だったのと、レースラップがよかった(決勝も全体の3位)ことを考えれば悔しい結果になった。しかし、昨年よりも大きく成長したことで、十分優勝争いすることを証明できたと言えよう。次回は昨年6位に入賞した琵琶湖スポーツランドで4月8日に開催される。

リザルト ⇒http://www.kart.jp/results/tihouw1-fpjr/

2012年3月8日木曜日

FA-KART RACING TEAM ドライバー決定

FA-KART RACING TEAMは、2012年全日本選手権KF1クラスに佐伯新を起用し参戦することを発表します。

佐伯新は2011年全日本選手権KF2クラス、CIK-FIAアジアパシフィック選手権KF2のダブルタイトルを獲得。非常に優秀なドライバーが加入したことは、チームにとって大きな期待とプレッシャーが感じられます。チームにとってのKF1クラスの初優勝、チャンピオンを目指して、ドライバーとともに戦っていきます。

チーム体制は継続で、シャーシはもちろんFA-KART。エンジンは熟成を重ねたVORTEX。開幕戦前には大幅なアップデートも予定しています。タイヤはブリヂストン。オイルはWAKOS、ブレーキパッドはPMU、スパークプラグはNGKを使用。このパッケージで戦えることは、昨年11月、強豪が集まった世界選手権の公式予選で0.143秒差の7位に入ったことが証明しています。
先のタイヤテストでは佐伯自身がソフトコンパウンドのタイヤに慣れることが目的だったため、ラップタイムは普通であったが、この経験からタイヤの使い方を学び、レースで強い佐伯新を見せてくれるであろう。

FA-KART RACING TEAM 2012
チーム代表・エンジニア:原田正則
チームマネージャー・ディレクター:原田稔一
ドライバー:佐伯新
メカニック:菊田貞一郎(佐伯担当)
チームスタッフ:仁科真一

鈴鹿選手権第2戦 エントリーリスト

3月18日に開催される鈴鹿選手権シリーズ第2戦のハラダカートクラブからのエントリーリスト。

SFCクラス
清水寿昭(FA-KART/YAMAHA/DL)
白川孝広(KOSMIC/YAMAHA/DL)
野田卓司(FA-KART/YAMAHA/DL)
岡本孝之(CRG/YAMAHA/DL)
⇒王者・清水は開幕戦で優勝。ルーキー岡本も2位に入り、HKCは開幕戦から1-2フィニッシュ。白川、野田が調子を上げれば1-2-3-4も夢じゃありません。

RMCクラス
中西智紀(FA-KART/ROTAX/MOJO)
酒井翔大朗(FA-KART/ROTAX/MOJO)
⇒諸事情で開幕戦を緊急キャンセルした中西は今回が実質の開幕戦。酒井は前回アクシデントなどで不本意なレースだっただけに巻き返しを狙う。

X30クラス
高瀬啓太(TONYKART/IAME/DL)
葛西佑紀(CRG/IAME/DL)
織田祥平(FA-KART/IAME/DL)
橋詰拓馬(CRG/IAME/DL)
⇒開幕戦で上位につけた織田は、はっきりと見えた表彰台を狙う。しり上がりに調子の上がってきた高瀬も期待がかかる。今年初参戦の葛西、X30レースデビューの橋詰とともに4名がレースに挑む。

YAMAHA SSクラス
橋詰龍二(FA-KART/YAMAHA/BS)
吉武具史(FA-KART/YAMAHA/BS)
⇒鈴鹿デビュー戦の橋詰は激戦の鈴鹿でどこまで戦えるか? 吉武も久々の鈴鹿で上位を狙う。

全日本選手権(西)第1戦 つま恋カートコース

2012全日本選手権は、今週末の10~11日の日程で、静岡県・つま恋カートコースで開幕します。
今年はFS125の地方選手権も成立し、全クラスが予定通り行われます。

ハラダカートクラブからはFP-Jr.クラスに稲寄速人(FA-KART)が出場します。
稲寄は全日本フル参戦2年目。今年の4月で中学3年生になるため最後のジュニア選手権となります。つま恋は走行経験がなかったのだが、今年に入りSLレースにも参戦し、コース攻略を目指しています。その成果もあってか、練習では常に上位タイムを記録し、レースへの期待が持てます。もう少し詰めれば十分上位で争うことができるでしょう。
シャーシはFA-KARTにスイッチしました。シェイクダウンからいい動きを見せています。しかし、最近のテストでは天気に恵まれず、今週の土曜日も予報は雨。日曜日は晴れ予報なので、シャーシのセットアップ面では少し不安が残ります。そのあたりはチームの経験を生かしてしっかりサポートしたいと思います。

各クラスのエントリーリスト ⇒http://www.tonykart.jp/product/img_n/pic_504_01.pdf

2012年3月6日火曜日

SLレインボーカップシリーズ 第1戦

3月4日、レインボーシリーズの第1戦が行われた。

ハラダカートクラブからは2名のドライバーが出場。
YAMAHA TRYカデットクラスは3年目の真弓陽。真弓はTTをトップからコンマ5秒差の4位で終えると、続く予選ヒートでも4位をキープした。決勝ではウェットとなったが、これまでの経験を生かし見事3位表彰台を獲得した。

YAMAHA TIAジュニアクラスは村松伸一が出場。
前日練習ができなかった村松であったが、ドライのTTで5位。続く予選ヒートは雨が降り出し、レインスリックの難しい状況だったものの3位とポジションアップ。決勝では少しセットを外し、難しい状況であったため4位フィニッシュとなった。

次回レインボーシリーズ第2戦は4月1日に開催される。

2012年3月2日金曜日

鈴鹿選手権シリーズ 第1戦 レポート

2012鈴鹿選手権シリーズがいよいよ開幕した。
ハラダカートクラブからは16名のドライバーがエントリー。

Suzuka-Mastersクラス
2011年ランキング3位の飯山知一が出場。練習から好調をキープしており、初優勝への期待がかかる。公式予選を3位で通過すると、予選ヒートで2位にポジションアップ。フロントローから優勝を狙う。しかし、スタートでこうほうの選手に先行を許してしまう。すぐさま2位へ復帰した飯山であったが、今回のトップの選手は終始強く、ファステストラップを刻む飯山を寄せ付けない。結局、飯山は2位でフィニッシュ。惜しくも優勝は逃したものの、シーズンを考えればいい結果であった。

飯山知一(INTREPID/ROTAX/YH) TT3位/予選2位/決勝2位(FL獲得)

YAMAHA SuperSSクラス
30歳以上のSuperSSクラスに水谷圭児が初挑戦。なかなか練習時間の作れなかった水谷だったが、公式予選で4位を獲得。予選ヒートも上位を狙ってバトルしていたが、レース中盤で接触。後方にドロップし、18位となった。決勝は18位スタート。スタートから積極的に攻めた水谷は最終的に5位フィニッシュ。久々の入賞を果たした。

水谷圭児(FA-KART/YAMAHA/BS) TT4位/予選18位/決勝5位

Parilla X30クラス
27台のエントリーを集めたParilla X30クラス。初参戦の織田祥平が公式予選4位と上位につける。継続参戦の高瀬啓太は14位と出遅れる。織田は予選ヒートのスタートで2位にポジションアップ。しかし、冷えたタイヤに手を焼いてしまい、徐々に後退。落ち着いた先は6位であった。高瀬は中盤で多くのバトルを繰り返し、スタート順位から1つポジションアップの13位で決勝に挑む。決勝ヒート、スタート直後の2コーナーで織田がアクシデントに巻き込まれる。隊列に復帰したものの、マシンにダメージを負ってしまい、ペースが上がらず1周遅れの20位でフィニッシュするのがやっとであった。高瀬は決勝セットが決まり中盤からペースアップ。残り2周、5~6位集団に追いつくが、オーバーテイクの際に痛恨のコースアウト。順位は落とさなかったものの、そのまま7位フィニッシュであった。

高瀬啓太(TONYKART/IAME/DL) TT14位/予選13位/決勝7位
織田祥平(FA-KART/IAME/DL) TT4位/予選6位/決勝20位

PRD Avantiクラス
6名のハラダカートクラブ員が出場したAvantiクラス。3年目の加藤雄祐は公式予選で5位につける。初参戦の川北浩之が10位。しかし、川北はタイムアタック中にエンジントラブルに見舞われていた。予選ヒート、5位スタートの加藤はすぐ2位にポジションアップ。トップの選手に追いつき、ラスト3周はアタックを仕掛ける。しかし、相手も隙を見せず2位でフィニッシュ。川北はキャブのトラブルでペースが上がらなかったが、9位でフィニッシュ。浅野秀彦は13位、武内広明が14位、松浦優一が15位、平野達矢が16位。決勝ヒートスタート。加藤は抜群のダッシュでトップに躍り出る。一方川北はキャブの調整ニードルが勝手に動いてしまい、1コーナーでスピン。最後方までドロップしてしまう。トップに出た加藤であったが、序盤に逆転され2位にドロップ。しかし、3位との差は大きく、テールトゥノーズでトップの選手を追走する。いつでもいける距離の加藤。しかし、相手もうまいレース運びで隙を一切見せない。ファイナルラップ、3コーナーで最も近づくがオーバーテイクには至らずそのままフィニッシュ。加藤にとって初表彰台は嬉しいが、目の前に優勝があったため、悔しさが残った。

加藤雄祐(TONYKART/PRD/BS) TT5位/予選2位/決勝2位(FL獲得)
川北浩之(FA-KART/PRD/BS) TT10位/予選9位/決勝12位
松浦優一(CRG/PRD/BS) TT11位/予選15位/決勝13位
平野達矢(FA-KART/PRD/BS) TT26位/予選16位/決勝15位
武内広明(FA-KART/PRD/BS) TT18位/予選14位/決勝20位
浅野秀彦(FA-KART/PRD/BS) TT20位/予選13位/決勝DNF

SFCクラス
4年連続チャンピオンの王者・清水寿昭を筆頭に4名のドライバーが出場。公式予選、ニューシャーシを投入した清水は1人48秒台に叩き込み貫禄のトップタイム。同じくニューシャーシ投入の野田卓司が5位。SFCに5年ぶりに復帰した岡本孝之は9位。白川孝広はトラブルにより計測できず最下位に終わる。予選ヒートは清水が序盤から後続を引き離す展開。野田はペースがいまいち上がらず集団に埋もれてしまう。代わりに岡本が追い上げ4位。白川は最後の最後に野田をパスし7位まで追い上げる。野田は8位となった。決勝ヒートも清水がPPからダッシュ。セーフティマージンを見ながらレースをコントロールする。岡本は好調でレース中盤過ぎに2位にポジションアップ。白川も少しずつ順位を上げていく。野田はまたしてもペース不足で後退してしまう。2位に上がった岡本はトップ清水よりもいいペースで追い上げる。しかし、清水はそれに屈せずトップチェッカー。2012年のファーストレースをパーフェクトウィンで飾った。2位は岡本、HKCの1-2フィニッシュ。白川は5位、野田は10位となった。

清水寿昭(FA-KART/YAMAHA/DL) TT1位/予選1位/決勝1位
岡本孝之(CRG/YAMAHA/DL) TT9位/予選4位/決勝2位(FL獲得)
白川孝広(KOSMIC/YAMAHA/DL) TT17位/予選7位/決勝5位
野田卓司(FA-KART/YAMAHA/DL) TT5位/予選8位/決勝10位

RMCクラス
高校生ドライバー酒井翔大朗が初参戦。中西智紀は諸事情により今回のレースをキャンセルした。2グループに分かれた公式予選、Bグループの酒井はキャブセットが決まらず14位と出遅れる。予選ヒートは若干持ち直し2ポジションアップの12位でフィニッシュ。MAXの気難しいキャブをセットして決勝へ。フルグリッドのRMCクラスあちこちでアクシデントが発生。その中で最終コーナーで起こったアクシデントに酒井が巻き込まれる。なんとかレースには復帰したものの、後方になり、さらにエンジンも不調に陥り24位でフィニッシュするのがやっとであった。

酒井翔大朗(FA-KART/ROTAX/MOJO) TT14位(B)/予選12位(B)/決勝24位

次回鈴鹿選手権第2戦は3月18日に開催される。