2011SL中日本シリーズRound1のYAMAHAジュニアクラスは5名のドライバーが出場。
ハラダカートの初期ジュニア世代が全員卒業し、新たな戦いが始まる。
タイムトライアルでトップに立ったのは東拓志(NEXT-ONE)。2位は広瀬光結(ハラダカートクラブ)、3位は村松伸一(ハラダカートクラブ)。予選スタートで広瀬は東の前に立ったが、東は落ち着いて抜き返しトップ復帰。そのまま広瀬を押さえ込みPPを獲得。広瀬は2位。3位にはTTでスピンアウトして最後尾からのスタートとなった松藤翔也(ハラダカートクラブ)が浮上。
第1戦、東は無難なスタートでトップを死守。2位広瀬、3位松藤、4位村松、5位中森広翔(NEXT-ONE)。東はトップ快走。2位争いが広瀬と松藤で激しく展開。中盤、松藤が広瀬に仕掛けるが、止まりきれずスピン。広瀬は2位を安泰のものとする。松藤は村松にも抜かれ4位転落。しかし、終盤に村松をオーバーテイクし3位復帰。そのままフィニッシュなり、東は嬉しいジュニア初優勝。2位広瀬、3位松藤も初表彰台という結果になった。
第2戦はスタートで広瀬が東の前に出る。しかし、この日の東は常に落ち着いており、すぐさまトップを奪還するとそのまま独走態勢を築いていく。2位争いはまたしても広瀬と松藤。激しいバトルは、今回は松藤が広瀬をオーバーテイク。松藤はペースアップし東を追いかけるが、フィニッシュまでに追いつくことはなかった。東は2連勝。2位松藤、3位広瀬。こちらも激しかった4位争いは中森が村松を押さえきり4位を獲得した。