全日本選手権KF1クラスのRound3は7月13~15日、千葉県・茂原ツインサーキットにて第5戦、第6戦が開催された。
今回のレースは佐伯新のみが出場。金曜日、土曜日のフリープラクティスではまずまずの調子で今季初の表彰台を目指せる位置にいることを確認した。
日曜日、朝の公式練習ではわずかな周回で16位。体力的にも厳しいここ茂原では大切なことである。続いて2グループに分けられ行われた公式予選。Aグループの佐伯は速いドライバーのスリップをうまく利用し3位。Bグループにこれを超える選手は無く、全体でも3位といいスタートを切った。
第5戦予選ヒート。スタートで2位に浮上する。しかし、バトルのうちに肋骨を痛めてしまい、ペースが最大限上げられない。シャーシセットも微妙にずれており、ファイナルラップでは4位を走行。しかし、3位の選手がフィニッシュ直前にリタイヤしたため、3位フィニッシュ。決勝でもイン側のスタートを確保した。
第5戦決勝ヒート。予選同様、スタートで2位に上がると、勢いそのままにトップに浮上。が、オープニングラップにインテークサイレンサーが脱落してしまう…。上位は5~7台でバトル。何回も順位を入れ替えし、KF1のレベルの高いバトルを展開。しかし、レース中盤に差し掛かるころ、佐伯にはブラックフラッグ。ピットインしリタイヤとなった。今期初のノーポイントでランキングも苦しくなってしまった。
第6戦の予選ヒート。展開的には第5戦の予選ヒートと同じようなものになった。一時は順位を上げるものの、レースの中盤からだんだん苦しくなり、多くのバトルを展開してしまった。これによりタイヤの磨耗が進み、決勝に不安を残す。それでも佐伯は持ち前の技術で4位でフィニッシュする。
第6戦決勝ヒート。不利なアウト側からポジションをキープする。しかし、佐伯の肋骨とタイヤはすでに限界に達しており、集団から離されないようついていくのが精一杯。トップ集団がバトルをしているため、全体的なペースも遅かったが、佐伯はオーバーテイクするには至らない。我慢のレースのフィニッシュは9位。レース後、1台がペナルティで順位を下げたため、公式結果は8位となった。
リザルト ⇒http://www.kart.jp/wp-content/uploads/mobara_result_kf13.pdf
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